novel *リクエスト*
□ココニイル
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「君がしなければならなかったのはこんなことじゃないだろう!!」
言わなければよかった…。
後悔先にたたず…。俺の人生、悔いばかりだな…。
「こんなことはもうやめて、オーブへ帰れ。」
あの時もこんなことを言いたかったんじゃない…。
本当に…
本当に言いたかったことは…。
「アスランっ!!」
そんなに悲しい顔をしないでくれ…。
俺はそんな君を見たかったんじゃない…。
彼女の瞳から涙がつたい、それは輝きながら俺の頬へ落ちてきた。
俺はどこで道を誤ったのだろう??
俺が本当に進まなければならなかった道はどこにあったんだろう??
俺が本当に…見たかった…君は…。
「アスランっ!!アスランっ!!」
意識が…遠くなってゆく…
俺が本当に言いたかった言葉、伝えたかったのは…
「アスラーンっ!!」
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