novel *リクエスト*

□…if
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アス「あの時、俺はプラントにいて地球の情勢は全くわからなかったんだから仕方ないだろう??それにまさかカガリがそんなに思いつめているとは…」

ラクス「だから貴方は爪が甘いというのですわ。」

キラ「まあ、もう済んだ事だし仕方ないけどね。」

冷めた視線で見ると、ラクスが突然手を叩き、

ラクス「そうですわ!!」

ラクスが手を叩いて何かを思いつくのは嵐を呼ぶ前触れ…

キラ「何か思いついたの??」

僕は嫌な予感を覚えつつもとりあえず聞いてみた。

ラクス「はい。アスランにカガリさんを強奪して頂きましょう。」

キラ「…;」

予感的中。
これは最大級の嵐になりそうな気がする…;

隣にいるアスランを見れば、既に固まっている。

彼なりに危機を察知したのだろう。

ラクス「では、早速アスランには過去へとんで頂きましょう。」

アス「は??」

キラ「過去??」

意味がわからず顔を見合わせる僕らにラクスはにっこり微笑むと、

ラクス「オカピー!!トリイも来てくださいなvVV」


自分の友人だというオカピとなぜか僕の愛鳥、トリイを呼んだ。

キラ「…ラクス、まさか;」

アス「まさか…ですよね??」

ラクス「そのまさか、ですわvVV」

ラクスは楽しそうに笑いながら、オカビの頭にトリイを繋げ、何やら配線を繋ぎ合わしだした。

アス「…ラクス、君は…」

目を見張るアスランにラクスは静かにはっきりと

ラクス「私はラクス・クライン。私にかかればこの世に不可能な事などございません。」

アス「…」

言い切ると、固まるアスランをよそに作業を再開させた。

キラ「…;」

僕はほんのちょっとだけアスランが可哀想だと思った。

でも、なんだか面白くなりそうだから、ま、いっか☆

ラクスは配線を終え立ち上がると、アスランを引っ張り、

ラクス「では、ちょっと過去へ行ってカガリさんを強奪してきて下さいな♪」

そんな買い物するみたく…;

アス「は??ぇ、ラクス??」

キラ「…;」

哀れアスランはオカピに乗せられ、そのまま姿を消した。

ラクス「さあ、私達は別室モニターで観覧しましょう♪」

キラ「モニター??」

ラクス「はいvVVエターナルの中に作らせましたの。」

話がさっぱり見えない;

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