ジョジョ

□雪がみたい
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『はぁ〜面白かった。ありがとう、ウェザー。』

「…満足、したか?」

『うん!とっても満足!…でも、また雪の見たい時にはやってくれる?』

「あぁ。」

『やったぁ!ありがとうウェザー!大好きよ!』


お嬢はウェザーリポートの頬に触れるだけのキスをした。
ウェザーリポートは少し驚いた顔をした後、自分もお嬢に顔を寄せる。

いつも通り話しかけられると思ったお嬢は、「何?」といった表情で少し顔を傾けウェザーリポートに耳を向けた。

だがウェザーリポートはお嬢の顔の正面から近づき、
まずは雪がくっついているまつ毛に、頬に残る水滴に、そして魅惑的なピンクの唇へと自分の唇を順に押し当てた。


『ん…ウェザー…』


甘くとろけてしまいそうに優しいウェザーリポートのキスに、お嬢はついぽーっとしてしまう。
いつもより熱の籠る瞳で見つめてくる彼、お嬢は恥ずかしい気持ちになりながらも目を反らせないでいた。


「……  …。」

『…?ウェザー?なに?』


ふと、ウェザーリポートは何か囁いたが、顔が離れていてお嬢には聞き取れなかった。
ウェザーリポートは小さく微笑むと、またお嬢をぎゅっと抱きしめる。
お嬢は「?」を浮かべたが、彼の心地よい体温に再び幸せそうな笑顔で彼を抱きしめ返した。






*雪がみたいキスがしたい*






「ねぇエルメェス、ウェザーって、お嬢に甘すぎると思わない?」

「仕方ないだろ、あいつお嬢のこと大好きだからな。」

「見て!今もあんなに顔近づけて、2人とも嬉しそう!あ、またキスした!」

「しーっ!FF声がデカイ!」


「ねぇお姉ちゃんたち、僕もう目を開けていい?」

「「「子供は見ちゃだめ。」」」




END

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