ヴォルフ総受け


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傍観者がいた。
「あんまり良い趣味とは言えないな、」
苦笑する眼鏡くん、もとい村田健がくすくすと、隣に眠る襲われる彼を見る。少し泣きそうな、涙を溜め込んだような目。理由はすぐに分かった。
「…うっ、んあー、眠い」
大きな欠伸をひとつ、
「僕は眠たいんだけど」
そうだな、と自分も欠伸を噛みしめた。白い肌のふんわりと膨れたお腹が上下する。ネグリジェはもう役目を果たしていない、脱がされる為にそれはあるのだとそう俺は思う。
「早くしないと風邪引いちゃうよ」
「そうなんだけど…」
だけど、と白肌の上でまた手が止まる。いくら最近溜まってるからといっても傍観者まで呼んで恋人を襲うなんて…俺は、
こんなところが「へにゃちょこ」なんだろうな。といつからかそう言い出した張本人に視線を向けた、とき、彼の唇が微かに動いた。
「ゆう、り」
…確かにそう、呟いた。

もう俺を止められる者はいなかった。て村田だって眞王だって、きっと止められない。着ていた服を全て脱ぎ捨て、彼の身体を舌で愛撫する。微かに聞こえる彼の、厭らしいほどに興奮する声色。舐めながら自身を扱く。そんな光景をぼんやりと夢見がちに見る傍観者。全てが俺を興奮させていく。

「は、あっ…。」

白い粘つきのある白濁が、べっちょりと手に絡みつく。彼のと出している物はほぼ同じ物なのに自分の方は何故か汚く見えてくる、これを彼の中に出しているのだと思うと背筋がぞくぞくとなった。
「もうおしまい?」
「ごめんな、付き合わせちゃって」
「別にいいけど、おやすみ渋谷」
「…おやすみ、」
村田、ヴォルフ、俺の順番に並んだ姿はまるで川の字のようだった。


次の日、やけに温かいと思ったら俺はヴォルフの布団の中にお邪魔していて、彼の股関の毛が黒いと思ったら村田がそこで寝ていた。
「な、なぜ大賢者がそんなとこで寝ているんだ!」
「あれー、枕かと思ってたよ。…あまりにも硬くてちょっと違和感あったけど」
「………っ!」
あのときのヴォルフラムの真っ赤になった顔、かわいかったな
(村田が羨ましい。)







おわり
久しぶりに書いたら酷いわ\(^o^)/ユーリがただの変態になってるし…どうしちゃったのユーリ
やっぱ放置はいけませんね、放置ぷれい怖い!
 

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