都聖

浮気
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嘘吐き、と言えば今の気持ちは楽になると思った
だけど実際逆だった、気持ちはどんどんネガティブになっていって。心の中で都筑に何回も謝る
嘘吐きは自分だった、傷付けたのは自分だった



「…ひーちゃん」

「聖だ、何回も言わせるなバカ」

するりと服の中に冷たい手が入ってきてそのまま顎の下を触り出す。ああ、なんてこの手はこんなにいやらしいんだろうか
猫をじらすように顎を触っていた手が下に下に降下していく

「ちょ、待って…!」

「なんでや?俺はもう我慢でけへんのに」

「都筑…が、今日来る…から」

「かまへん、アイツに見せたるわ。聖が誰にふさわしいかってな」


下の小さな膨らみを触られて身体に少し刺激が走った。感づいたのか怪しげに笑い軽々と抱えると俺をベッドに連れて行った

「…都筑」

「アイツの名前を言うな、俺は亘理やて」





(「俺、もう来てるんだけどね」)


-終-
↓あとがき
わたりんがあんま出てないから。都筑の存在薄いな…
 

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