◇素敵な夢の結晶達◇

□甘い玉子焼き一つ、いかが?
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「今日は2人だねー。
なんか寂しいけど。」

「しょうがねぇだろ。
野球バカはともかく10代目はお忙しいんだ。」


ある晴れたお昼。
私は昼食をとるべく
獄寺と屋上に来ていた。

ツナと山本は今日はいない。

獄寺と2人っきりなんて心臓に悪い。
恥ずかしすぎる。

私はドキドキと高鳴っている心臓の音を聞きながら購買で買った焼きそばパンをぼーっとしながらかじる。

隣では獄寺が静かに弁当を………


………弁当??


「獄寺、今日何で弁当?」

いつも購買で買ってる獄寺が珍しく弁当を食べていた。

「何となくだ。」

「へーすごいね。
玉子焼き頂戴。」


獄寺が返事をする前に弁当から玉子焼きを引き抜いて頬張る。

「あっ、テメェ!!」

「………美味い。
美味すぎるよこの玉子焼き!!」

ちょっ、感動した!!
このフワフワな感じとか絶妙な甘さ加減とか…プロじゃん。
玉子焼きのプロじゃん。

「すごいね獄寺!!
私なんかカップラーメンしか作れないのに…お弁当…!」

なんか、皆が知らない獄寺を見れたような気がしてちょっぴり優越感。

エプロン姿を想像して笑いそうになった。

「まぁ一人暮らしだからな。
……そんなに美味かったんなら、
明日から作ってきてやろうか?」

「マジで!!?さすが獄寺、いや獄寺様!!」

すると、獄寺は悪戯を考えた子供のような顔をして。

「………俺の彼女になるんだったら、の
話だけどな。」


……………嘘、だ。

甘い玉子焼き一つ、いかが?


(なり…ます。
…それならちゃんと玉子焼き入れてよ。)
(言えたー!!俺ちゃんと言えたー!!)

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うわー、ごっきゅんキャラ崩壊ww

寛子様より相互記念リク
してもらいました!
ごっきゅんを書き切れていない←

こんなので良ければ、
貰ってやって下さい_(._.)_
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