■雪のシンデレラ■

□来
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「綱吉様…表に…」



「うん,通していいよ」



「…宜しいのですか?」



「大丈夫,彼女は待ち人だから…」



「かしこまりました」





メイドが下がる…。





扉が閉まると,綱吉は椅子に深く腰を掛け,目をつぶる…。





「…彼女が…リックの…」





思い出す優しい男の笑顔…。





「…さてと…」





目を開くと,綱吉は電話を手に取る。





自分がもっとも信頼しているファミリー達を呼ぶために…。
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