03/28の日記
16:35
第49話 「激闘の果て!ホープレイVSアトランタル」(アニメ:遊戯王ZEXAL)
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アトランティス。それは失われた王国。
オリハルコンという特殊合金の精製に長けた文明が長く繁栄していた。
大地は躍動し、生命は広く隅々まで繁栄し、そして大陸を王国とした。
アトランティス、それは伝説。そして、滅び、海底に沈んだ文明。
《No.6 先史遺産アトランタル》
ランク6/光属性/機械族・エクシーズ/ATK2600/DEF3000
レベル6モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスターとの戦闘でしか破壊されない。このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地に存在する「No.」と名のつくモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。この時、このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。相手ライフを半分にする。自分のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードのエクシーズ素材が0の場合、お互いのプレイヤーのライフポイントは半分になる。この効果で自分のライフポイントが1000以下になった場合、このカードは戦闘では破壊されず、自分への戦闘ダメージは0になる。
(※アニメ効果)
VLP1800
遊馬LP200
「これで君のライフは後200、トドメをさしてやるよ遊馬!」
○「僕はカードを2枚伏せてターンエンド!」
●「オレは諦めねぇ!オレに希望を託したアストラルのためにも!オレのターン、ドロー!」
|||によって消滅したアストラル。だが復讐に駆られてデュエルをしていたんじゃ、結局それは|||が今やっているデュエルと一緒だ。|||から教わったデュエルで、|||を救うには・・・アストラルが残してくれた希望に懸けるしかない。
「かっとビングだ!オレ!!」
●「オレのライフが1000に満たない時、希望皇ホープをエクシーズ素材とする事ができる!カオスエクシーズチェンジ!!」
●「現れろ!混沌を光に変える使者、《CNo.39希望皇ホープレイ》!!!」
《CNo.39 希望皇ホープレイ》
ランク4/光属性/戦士族/ATK2500/DEF2000/
自分のライフが1000以上の場合、このカードはエクシーズ召喚できない。自分フィールド上に存在する「No.39」と名の付くモンスター1体をこのカードのエクシーズ素材として特殊召喚することができる。 このとき「No.39」と名の付くモンスターのエクシーズ素材をこのカードのエクシーズ素材とする事ができる。このカードは「No.」と名の付くモンスターとの戦闘でしか破壊されない。 このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する。このカードの攻撃力を500ポイントアップし、相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンする。
(※アニメ効果)
受け継がれた希望。託された未来。しかし、そうそううまく言ってないのはなによりBGMが物語っていた。ちゃんちゃん。
ナンバーズ49「激闘の果て!ホープレイVSアトランタル」
●「オレは、墓地の《オーバーレイ・イーター》の効果発動!」
《オーバーレイ・イーター》
星2/光属性/爬虫類族/ATK 300/DEF 800
墓地のこのカードをゲームから除外する事で、相手フィールド上のエクシーズ素材1つを自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体の下に重ねてエクシーズ素材にする事ができる。
「墓地のこのカードを除外して、相手のオーバーレイユニットを自分のモンスターエクシーズに吸収する!・・・よっしゃ、これでアトランタルの効果は使えないぜ!ホープレイの効果発動!!」
「オーバーレイユニットひとつにつき、このターン攻撃力を500ポイントアップさせる!オレは、ホープレイのオーバーレイユニット3つ全てを使う!!」
「“オーバーレイ・チャージ”!!!」
《CNo.39希望皇ホープレイ》
ATK2500→4000
「さらにこの効果は、アトランタルの攻撃力をオーバーレイユニットひとつにつき、1000下げる!」
《No.6先史遺産−アトランタル》
ATK5000→2000
「くっ、アストラルがいないのにどうして・・・」
「いいやいるさ、オレの心の中に・・・オレの、かっとビングの中に!!」
さすが主人公。ただ相棒の消失を乗り越えただけではありません。それを糧として今までよりさらに強くなる。もっとも、遊馬にはその選択肢かないわけですけど。
●「いけ!希望皇ホープレイ!」
○「これぐらいの展開は読んでいたさ!罠発動《雷雲の壺(サンダー・ポッド)》!!」
《雷雲の壺》
通常罠
自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時に発動できる。その相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。このカードの発動と効果は無効化されない。
「このカードが先史遺産モンスターへの攻撃を無効にし、バトルを強制終了させる!」
「ホープレイの攻撃でも、僕には届かなかったようだね・・・」
エースモンスターの攻撃を止める。それはAパートのみに許された特権。
●「まだだ!まだオレは諦めねぇ!カードを1枚伏せてターンエンド!」
「諦めが悪いなぁ・・・遊馬。これで互いのモンスターの攻撃力は元に戻った今、もう君に勝ち目はない。」
《CNo.39希望皇ホープレイ》
ATK4000→2500
《No.6先史遺−アトランタル》
DEF2000→5000
「僕のターン、ド・・・・うっ――――!」
ドローフェイズにいきなりうめき声を上げたまま動かなくなるV。それはトロンによって与えられた力の反動によるものでした。
・・・・・・・・・・・
『いいかいV?この紋章の力を得る事によって「No.6先史遺産−アトランタル」を操る事ができる。だがこのカードは君に強大な力を与える代わりに、君の精神と肉体に大きな負担を与える。』
・・・・・・・・・・・・
戦う覚悟は出来ていた。それはあくまでも、トロンのため。復讐をするチャンスをくれた、僕たち強大がふまたみんなで笑えるチャンスをくれた(一人は既に笑いまくってますが)、だから・・・。
遊馬の言っている事も解る。だけどこの苦しみを知っているのは僕たちだけ。幸せに生きてきた、恵まれた環境で育った彼なんかには、理解できない苦しみ。
それを忘れるためなら、トロンのために今更こんな苦しみ―――――。
「僕は・・・僕は必ずトロンの期待に応えてみせる!」
「な・・・なんだあいつ!」(なぜかドン引き)
○「いくぞ遊馬!ドロー!」
暴走する大陸。
「何だ!?うわ!!」
「オーバーレイユニットがゼロの時、アトランタルはターンの初めに互いのプレイヤーのライフポイントを半分にする・・・ぐあああ!!」
遊馬LP200→100
VLP1800→900
「く、くっそぉ!!まだだ、まだオレのライフは残ってるぜV!!」
狂い出す紋章の力、ギリシャ兵のヘルメットが頭から外れ、紋章によって痣が顔中に広がっている変わり果てた姿(先週の作画よりはマシ)になったV。
「V!」
「来るな!僕に構うな遊馬、これは僕が望んで得た力の代償だ。でも、この身が引き裂かれようとも、僕は家族を絶対に守る!!」
もはや何が目的で、何が手段なのか。
「スリー・・・。」
「この攻撃で僕は君に勝つ!!いけ、アトランタル!!ホープレイに攻撃!!」
「“ディヴァイン・パニッシュメント”!!!」
「不味い!これを受けたら遊馬くんのライフが」
●「罠発動!《バトル・ブレイク!》」
《バトル・ブレイク》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。そのモンスター1体を破壊してバトルフェイズを終了する。
「相手モンスターが攻撃してきた時、バトルを強制終了させ、そのモンスターを破壊する!」
「何!?・・・く、トラップ―――――・・・!」
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あの時、紋章の力によってトロンから授かったアトランタル。そしてもう一枚、お守り代わりに貰った破滅のカード・・・。万が一の時、絶対に負けないために・・・・。そう念を押すトロンの顔にはなぜか笑みが零れる。まるで全てを見透かすかのように・・・。
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ためらいながらもVは結局勝利に固執し、その破滅を開く。
○「永続罠《アンゴルモア》発動!」
《アンゴルモア》
永続罠
相手の罠カードが発動した時、自分フィールド上の装備カード1枚を破壊して発動する。相手の罠カードの効果を無効にして破壊する。また、このカードの発動時に装備カードを破壊した事によって変化した装備モンスターの攻撃力の数値分のダメージを、次の自分のスタンバイフェイズ時にお互いのライフに与える。その後、このカードを破壊する。
「このカードは、自分フィールドの装備カードを破壊する!そして相手の罠カードを無効にして破壊する!!」
「何・・・。アトランタルの攻撃力を下げてまでオレの罠を・・・」
「十分だよこの一撃で!君のライフポイントはたった100・・・攻撃を続行だ!アトランタル!!ホープレイごと遊馬を吹き飛ばせ!」
●「罠発動!《ハーフ・アンブレイク》!!」
《ハーフ・アンブレイク》
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体はこのターン戦闘では破壊されず、そのモンスターとの戦闘で発生するプレイヤーへのダメージを半分にする。
「このカードは、ホープレイを破壊から守り、プレイヤーへのダメージを半分にする・・・・うわあああ!!!」
遊馬LP100→50
しかし、満身創痍なのは互いに同じ。アストラルがいないままライフポイントはギリギリの遊馬。対して紋章の反動で息も絶えだえになってきたV。
「遊馬・・・まだ、君は・・・・ぬ・・・ぐ・・・ああああああああああああああああ!!!」
激しい痛みにうなされながら立ち上がるV。
「V・・・お前。」
「僕の・・・本当の力を見せてやる!!」
「もうやめろよV!オレたちは友だちになれたんじゃねぇのかよ!」
「遊馬、僕に友だちなんて必要無い」
「お前と一緒に話したいんだよ。お前の家族の事やオレの父ちゃんの事を!」
「遊馬・・・ありがとう。でも・・・もう遅い。」
悲しみに涙を零すV。さっきまでの気迫も無くなり静かに佇む。
「僕が今発動した罠カード、《アンゴルモア》は破滅のカード・・・。次の僕のターン、破壊したマシュ=マックの攻撃力分、君と僕にダメージを与える。」
「何!?
アンゴルモアから出る光が、Vのバビロンを徐々に取り込んで闇に変えていきます。まるで世界そのものが闇に包まれるかのような・・・世紀末。
「つまり、次の僕のターン、僕たちは2400のダメージを受けて吹き飛ばされる。でもそれはただの相打ちでは済まないだろう・・・ナンバーズ同士でここまでの戦いを繰り広げたんだからね。でも僕は構わない、僕が犠牲になる事でトロンの期待に応えられるなら、僕の家族が元に戻れるのなら・・・」
Vは優しい。だからこそ、自分を犠牲にしてでも他人の幸せを願う。あの頃の自分たち強大という誰にも勝てない思い出に・・・。
「これって・・・まさか・・・現実!!!?」
閃光が走り、消える世界。カード1枚で破滅になるのがこのアニメ。暴走したアンゴルモアが飲み込むのは、フィールド魔法によって作られたバビロンの世界だけではない。
デュエルをする時に仮想空間を通すARビジョン。そのDゲイザーを外した現実世界でも、闇の侵食は起こっていた。つまり、次のVのターンには・・・。
「おかしい・・・これはまさか・・・次元の扉が・・・」
何かに気づいてアトランタルに呼びかけるV。しかし、唸るアトランタルに逆に弾き返されてしまう。
「うわあああああああ!!!」
「V!!」
「僕の紋章の力では、抑えられない・・・。そんな・・・、アンゴルモアの力はこの世界を滅ぼす力なのか。」
かつて世界の繁栄を築いた王都バビロンが崩れる。そして、暴走するアトランタル、闇へと誘うアンゴルモア。これだけやばいカードが揃っていればもう止める事は不可能・・・。遊馬のデッキには神宣も入っていません。
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「どうやらVはあのカードを使ったようだねぇ・・・」
「まさか、あのカードをVに渡したのですか!?」
「ふふふ・・・「アンゴルモア」はバリアンへの扉を生み出すカード・・・。発動したら止められない。」
遊戯王カードは発動したら止められません。
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「おいV!これはどういう事なんだよ!」
もう自分がどこにいるんだか。謎の空間をひたすら落下する遊馬。
「このデュエル、このままでは異次元の扉が開き、君も僕も、いや、全てのものが吸い込まれてしまうだろう・・・。」
「何だって・・・」
「僕は・・・僕は世界が滅ぶ事なんて望んでなかった・・・。許してくれ、遊馬・・・。」
Vのその目は諦めが混じって遊馬に頭を下げる。
「かっとビングだぁぁ!!!」
「え」
「さっき、お前このままじゃ異次元の扉が開くっていったよな!」
「だったらオレがお前にデュエルで勝って、それを止めてやるよ!」
「無理だよ、アトランタルは僕のライフが1000以下になった時、バトルでは破壊されず、さらに僕はバトルダメージも0。もう僕たちは終わりなんだよ」
優しい。頭が良い。故に諦めてしまう。こういう時は、馬鹿で、考えなしで、諦めない奴が一番。
「冗談じゃねぇ!!まだデュエルは終わってねぇんだ、諦めてたまっかよ!そうだよ、アストラルだったらまだ勝つ気で・・・。」
「ZEXALだ。」
「ゼアル?」
「オレとアストラルが起こした奇跡の力だ・・・。でもあいつは・・・。」
「遊馬・・・アストラルを呼べるかも。」
「アストラルを!?」
「この紋章の力でアストラルは消えた。ならば、この力を君に流し込めば・・・」
「じゃああいつが戻ってくんのか!」
「この紋章の力を君が制御できるとは限らない、君自身がこの力に取り込まれてしまうかも。」
「構わねぇアストラルが戻ってくるなら!!その力をオレに!」
「(遊馬に紋章の力を与える事ができたとしても、僕は恐らく・・・)」
「V!!!」
Vの手から伝わる感触・・・。それは確かな力。
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
侵略する闇。魂。心。肉体。精神。知性。理性。悪意。善意。闇。光。混沌。生命。血。心臓。身体。自己。自我。存在。
無秩序な力。どんな犠牲も厭わない冷たい力。
何事にも変えられない強い意思。
相反し。ぶつかり。拒絶する。
光。闇。自分。闇。心。闇。闇。闇。闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇・・・・
「ゆうまぁ!!」
重ねて来た絆がある。互いが出会うのは運命であり、必然だった。こんなわけの解らない所で引き裂かれたまま、さよならも言わずに消えた相棒を、
「かっとビングだああああああおれえええええええええええ!!!!!!」
「あすとらるううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アストラル」
『あなたは・・・』
「アストラル。オレの息子が呼んでいる、助けてやってくれ。」
『遊馬・・・。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皇の鍵が再び光を放つ。あの時と同じ、確かな存在と共に。
「アストラル・・・お前・・・」
『遊馬、君の声が聞こえた。・・・・勝つぞ』
「お前・・・まったく!!!いっつも偉そうに!!!!」
「遊馬、うああああああああ!!!・・・・・・・・遊馬!!アストラル!!僕に構わずこいつを倒して!!!」
紋章の力を使い果たしたV。それまではかろうじて制御していたアトランタルも、最後の力を使い切ってしまい、Vはアトランタルに取り込まれてしまう。
「スリー!」
『遊馬、ゼアルだ!』
「おう!いくぜ!オレは、オレ自身とお前でオーバーレイ!!」
「オレ達二人で、オーバーレイネットワークを構築!」
『遠き二つの魂が交わりし時、語り継がれし力が現れる。』
「“エクシーズ・チェンジ・ゼアル”」
二度目なのでもうぶっとび感はないが、何がどうやってこうなったのかは、全く謎のまま。まさにオーパーツ。
「遊馬とアストラルが合体した!」
「いくぜ!アストラル!」
『最強デュエリストのデュエルは全て必然!!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!!』
『「“シャイニング・ドロー”!!!」』
●「こい!!《ZW(ゼアルウェポン)−不死鳥弩弓(フェニックスボウ)》!!!」
《ZW−不死鳥弩弓》
☆3/炎属性/鳥獣族/ATK1100/DEF 0
自分フィールド上に存在するこのカードは攻撃力1100ポイントアアプの装備カードとなり、自分フィールド上に存在する「CNo.39 希望皇ホープレイ」に装備する事ができる。装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、その戦闘によって発生する戦闘ダメージを0にし、攻撃対象になった相手モンスター1体を破壊して相手ライフに1000ポイントダメージを与える事ができる。
(※アニメ効果)
『「このカードは、ホープレイに装備する事ができ、装備したホープレイが相手に攻撃した時、バトルダメージを無効にして、相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与える!!!」』
●『「いっけぇホープレイ!!アトランタルに攻撃!!」』
『「“フェニックス・フィニッシュ”!!!!」』
炎が打ち出される。それは破滅の世界を灯す燃え上がる希望の灯火。
「これが、遊馬とアストラルの力・・・。うわあああああああああ」
VLP900→0
辺りの空間が歪む。闇の光は燃え上がり、世界を・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『勝つぞ、と言ったハズだ。』
「アストラル・・・。」
回りの景色に闇は無い。来た時と全く同じ夕焼け。今まで見ていたものが全部幻だったかのように。
そんな夕日に照らされて、Vは倒れていた。
「わかってるよ遊馬、君はありのままの僕を認めてくれた。君は僕の、最初で最後の友達だ。」
「スリー・・・。」
「遊馬、お願いがある。僕の家族を、救ってくれないか・・・君なら、君のかっとビングなら、きっと・・・・。」
そうして彼は異次元へ吸い込まれた。恐らくトロンの仕業だろう。でも、Vが立っていた場所には、最後のハートピースと「マシュ=マック」「アトランタル」が残されていた。
「これで5つのハートピースが揃ったな。」
「決勝進出ね」
「V、お前の想いは無駄にはしない!!かっとビングだぁ!!オレぇ!!」
カイトにハルト、父ちゃんにアストラル。守るもの、救うものが多くなる。だけど、多くなればなるほど主人公は燃え上がるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ごめんなさい。」
「いいんだよ、V」
「手を握っててくれませんか・・・。ずっと握っていて欲しいんです」
夢を見る。
「ありがとう・・・なんだか、すごくねむい・・・」
「ボクがずっとそばにいる。ゆっくりお休み・・・。九十九遊馬、一馬の息子・・・。」
その夢はきっと・・・・。
来週はお休み。次回はその次!
次回、「波乱の前夜祭!姿を現した悪魔の決闘者・トロン」
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