03/21の日記
13:00
第48話 「アストラル、死す・・・!?」(アニメ:遊戯王ZEXAL)
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希望。
絶望。
信頼。
裏切り。
憎しみ。
悲しみ。
復讐。
心はいつだってそうでありたい。悲しみを分かち合い、助け合う。そうやって兄弟3人で生きてきた。悲しみを忘れるために、復讐を遂げるために。それを君に否定する権利なんて無い。僕は僕。自分で選んだ道なんだ・・・。例え間違いだったとしても―――――。
「もはや戦う気力も失せたか。遊馬」
VLP2200
遊馬LP1700
「は―――――。こ・・・・怖いよ」
○「僕はカードを1枚伏せてターンエンド!さぁ、かかってきなよ!遊馬!」
しかし、かっとビングの消失によって過去の記憶まで改ざんされてしまった遊馬。なによりギリシャ兵みたいな格好してる先週まで可愛かったあの子の変貌ぶりに(視聴者も)怯えています。
「いやだ・・・どうして僕があんなモンスターたちと戦わなきゃいけないんだ・・・。」
遊馬の眼前には、未だに元ネタがよくわからない超兵器マシュ=マックが漂っています。まぁ、そんなにビジュアルにびびっているなら一回ARを切って普通のテーブルゲームとして遊戯王をやればいいんじゃないか?
「ぼくは・・・ぼくは・・・ぼくはデュエルをサレンダーする。」
鉄男に言われてようやく再開したデュエル。しかし、ドローしただけで遊馬はデュエルをサレンダーすると言い出します。なんという甘ったるいエビ。これでは甘エビですね(妹に言わされた)。
ナンバーズ48「アストラル、死す・・・!?」
「ははははは!かっとビングを失った君がこんなにも臆病だったとはね。」
もう臆病過ぎてデュエルどころか、世間で通用するのか怪しいレベルのビビリ方です。
さらにVは、紋章の力でアストラルを実体化させ、バベルの塔に縛り付けられたアストラルを小鳥たちに見せつけます。かっとビングとアストラルを失った遊馬にあるのは恐怖心だけです。
トロンの力を得て残忍(残念)な性格になったVは、当初の目的を忘れて遊馬のサレンダーを却下。遊馬の全てを奪って破滅させるまで、デュエルを続けるみたいです。
「覚悟しろ九十九遊馬!君はここで敗れ去る!!僕のターン、ドロー!」
○「《先史遺産 マッド・ゴーレム・シャコウキ》を召喚!」
《先史遺産マッドゴーレム−シャコウキ》
☆4/地属性/岩石族/ATK1700/DEF1000
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「守備表示の《ゴゴゴゴーレム》はバトルでは破壊されないんだっけ?でも僕には無意味さ。」
○「行け!マッド・ゴーレム・シャコウキ!!《ゴゴゴゴーレム》を攻撃!」
「“ジョウモン・レーザー”!!」
「このモンスターは、守備表示モンスターを攻撃した時、守備力が攻撃力を超えていれば、その数値分プレイヤーにダメージを与えます。」
「うわああああああああああ!!!」
遊馬LP1700→1500
○「さらに速攻魔法《石の心臓》を発動!」
《石の心臓》
速攻魔法
自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊できなかった時、そのモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターはこのターンもう1度だけ続けて攻撃できる。
「先史遺産モンスターがバトルで相手モンスターを破壊できなかった時、そのモンスターはもう一度攻撃ができる!マッド・ゴーレム・シャコウキ!ゴゴゴゴーレムを粉砕しろ!」
《先史遺産マッド・ゴーレム・シャコウキ》
ATK1700
○
↓
×
DEF1500
《ゴゴゴゴーレム》
「うわ〜〜〜〜!!!」
遊馬LP1500→1300
○「これで君を守る者は無くなった!行けマシュ=マック!遊馬を攻撃!」
「“ヴリルの火”!!!」
「あれをまともに食らったら、トドのつまり、終わりです!!」
天空から舞い上がった炎は巨大な火の玉となって遊馬に降り注ぎます。
『遊馬!!・・・これが・・・ワタシの・・・最後の力!思い出せ!かっとビングを!!』
唸り声と共にアストラルの輝きが増します。まばゆい閃光となった光は遊馬にダイレクトに降り注ぎ、微かな記憶を呼び覚まします。
「なんだ・・・これ・・・」
「はっ!このカード・・・。」
●「ぼくは、《ガガガガードナー》を特殊召喚!」
《ガガガガードナー》
☆4/光属性/戦士族/ATK1500/DEF2000
相手モンスターの直接攻撃宣言時、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。また、このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、手札を1枚捨てる事でこのカードの戦闘による破壊を無効にする事ができる。
(※アニメ効果)
《No.33 先史遺産−超兵器 マシュ=マック》
ATK2300
○
↓
×
ATK1500
《ガガガガードナー》
「うわあああああああああああああああああ!!!」
遊馬LP1300→400
「よくも・・・よくも邪魔をしてくれたな!!アストラル!!」
『あああああああああああああああ!!!』
紋章の力で塔の鎖の締め付けをさらにきつくするV。悲鳴を上げるアストラルをただ眺める事しかできない小鳥たち。
「消えろ!!」
そして、Vの力によってこれ以上ないくらい締め付けられるアストラル。
『ゆうまぁ!!!あきらめるなああああ!!!!』
その言葉、叫びを最後に。青い輝きは粒となって消え、そこには鎖と塔しか残っていませんでした。
「これで誰も君を手助けするものはいない・・・。」
よくわからないけど、ショックを受ける遊馬。ふらっとバランスを崩し、天空都市から足を滑らせます。例えARだからと油断をしてられません。ここは建設中の高速道路。なので光景は違っても足を滑らせて落ちかけているのは事実。ここで絶叫するキャッシーの小林ゆうヴォイスに吹いてしまった・・・。
なんとかみんなの力で遊馬を引き上げますが、今の遊馬にとっては昔から自分を馬鹿にする嫌いな人達。という記憶しかありません。鉄男の胸が熱くなる語りも心に響かず、これはもう小鳥ちゃんにまた引張だいてもらう(M)しかないとか思っていたら。Vが鉄男たちを隔離してしまいます。紋章の力がどんどん万能に・・・。
引き裂かれた友情。失った相棒。無くなったかっとビング。今回の今回はさすがに・・・・
。
『ここまで汚い手を使ってくるか。今回はお前の力だけじゃどうにもならないようだ・・・。』
回る歯車。どこで聞いた懐かしい声。輝くナンバーズ。
『遊馬ァ!!一番大事な事を忘れてんじゃねぇぞぉ!!』
いつかだったか。皇の鍵には飛行船が浮いている。
皇の鍵にはアストラルの記憶が眠っている。
それを開くのはナンバーズ。
そして目覚めるZEXALの力。
今再び飛行船から放たれた閃光は、小鳥の手の上の皇の鍵からVへと一直線へ伸び、トロンからもらった紋章の力を打ち消し、遊馬の瞳に隠れていたかっとビングを目覚めさせます。
『思い出せ、遊馬。オレが教えた事を・・・。』
あの時も。かっとビングで戦った。
あの時も。アストラルと共に切り抜けた。
あの時も。あの時も。あの時も。
ぼく・・・。オレは一人じゃない。そばにあいつがいて、そしてオレはずっと。
希望が・・・・。
「かっと・・・。」
「遊馬!これを!!」
小鳥の手から投げられた鍵。誰も何が起こっているのかはわからない。だけど、この状況を動かせるのは、この不思議な力しかない。
『思い出せ、オレが教えたのは・・・。』
雨の日も風の日も極寒の吹雪も灼熱の太陽も
全て日々を彩る材料 へこたれないで意思と愛を
君がくれた優しさ ぶつかる事で知ったもどかしさ
違いを認める事で始まる 縦横無尽踊れ天地開闢
「そうだ・・・オレが忘れていたのは・・・かっとビングだぁぁぁ!!」
鍵が金色に輝きます。
「そんな・・・馬鹿な。トロンの紋章の力を破るなんて・・・。」
動揺するV。しかし、遊馬も近くに相棒がいない事にようやく気づきます。
「言葉の通りだ・・・。アストラルは消滅した。」
「嘘だ・・・。嘘だっ、嘘だあああ!!!!」
自然と涙を流す遊馬。あれだけ煙たがっていた訳ですが、今まで重ねてきた二人のデュエルを無かったことにはできません。
「僕は自分の家族を守る。そのためなら手段は選ばない!!」
○「僕はフィールド魔法《先史遺産都市 バビロン》の効果を発動!」
「墓地にある《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》を除外し、同じレベルの《先史遺産カブレラの投石機》を守備表示で特殊召喚する!」
《先史遺産カブレラの投石機》
☆4/地属性/岩石族/ATK 0/DEF1800
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する時、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。自分フィールド上のモンスター1体をリリースする事で、このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力は0になる。この効果を発動した後、このカードの表示形式は守備表示になる。
○「僕はこれでターンエンド。」
「遊馬、君のライフは既に400。僕のフィールドには、カブレラの投石機と、No.33マシュ=マックがいる。君が勝つチャンスは残されていない!!さぁ、君のかっとビング諸共ねじ伏せてやる。」
「V・・・。許さねぇ・・・。絶対に許さねぇ!!!」
涙を流して立ち上がる遊馬。失って初めて気づく存在。
今なら思い出せる。あいつはオレの心の中にいる。だから、あいつの一言一言が・・・オレの中に。
Vの狙いはカブレラの投石機とマシュ=マックのコンボ、それが決まればオレの負けだ。
いつかの夜空を見上げた屋根の上で、二人で話した。
いつかの雨上がりの夕暮れを二人で歩いた。
デュエルにおける戦略。それを誰よりも理解し、誰よりも大切にしていた。
今オレがする事は、アストラルの代わりにVを痛めつける事じゃない。Vに気持ちを改めさせて、こんな戦い終わらせる事。
「ブッ倒しても!!ブッ倒しても!!」そんな事を叫びながら戦う決闘者もいましたが、ここで負けて憎しみでデュエルしていたら九十九遊馬の名が廃ります。希望は捨てない。諦めない。デュエルは復讐の道具じゃない。相手と心を通わせて楽しむ事。
失っていても想いは届く。希望の光が、デッキケースからこぼれます。
『後は君らしく。かっとビングをすれば良い。』
「いくぜ!!アストラル!!お前と共に戦ってきた記憶がオレの肉だ、オレの血だ!!」
●「オレは装備魔法《ガガガリベンジ》を発動!!」
《ガガガリベンジ》
装備魔法
自分の墓地に存在する「ガガガ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。装備モンスターがモンスターエクシーズのエクシーズ素材となった場合、そのモンスターエクシーズの攻撃力は300ポイントアップする。
「このカードは、墓地のガガガモンスターを復活させ、そのモンスターに装備する!甦れ、《ガガガマジシャン》!」
●「さらにオレは《フルエルフ》を召喚!!」
《フルエルフ》
☆2/光属性/魔法使い族/ATK 800/DEF1300
1ターンに1度、手札のモンスターカード1枚を墓地に送る事で、このカードのレベルにそのモンスターのレベルを加える事ができる。
(※アニメ効果)
「《フルエルフ》は1ターンに1度、手札のモンスターを墓地に送る事で、そのモンスターのレベルを《フルエルフ》にプラスする!!オレはレベル2の《オーバーレイ・イーター》を墓地に送り、《フルエルフ》のレベルを4に上げる!!」
《フルエルフ》
☆2→4
「ま・・・まさか!?」
「オレはレベル4の《ガガガマジシャン》と《フルエルフ》をオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
「現れろ、《No.39 希望皇ホープ》!!!」
《No.39 希望皇ホープ》
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/ATK2500/DEF2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスターとの戦闘以外では破壊されない。自分または相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(※アニメ効果)
「ばかな・・・」
「こいつはアストラルが残してくれた最後の希望だ!!」
●「オレは装備魔法《ガガガリベンジ》の効果発動!これを装備したモンスターがエクシーズ素材となった時、そのモンスターエクシーズの攻撃力を300ポイントアップ!」
《No.39 希望皇ホープ》
ATK2500→2800
●「行け!希望皇ホープ!マシュ=マックを攻撃!!」
「“ホープ・剣・ツインブレードシュート”!!!」
《No.39 希望皇ホープ》
ATK2800
○
↓
×
ATK2400
《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》
●「これがオレとアストラルの力だ!ターンエンド!」
「許さない。許さないよ、遊馬!僕の力はマシュ=マックだけじゃない!!」
○「僕のターン、ドロー!」
○「僕は、カブレラの投石機をリリースして《先史遺産 ソル・モノリス》をアドバンス召喚!!」
《先史遺産ソル・モノリス》
☆6/地属性/岩石族/ATK 800/DEFXXXX
このカードの召喚に成功した時、自分フィールド上に存在するこのカード以外のモンスター1体のレベルを6にする事ができる。
「ソル・モノリスの召喚に成功した時、自分フィールドにいる他のモンスターのレベルを6に変更できる。マッド・ゴーレム・シャコウキのレベルを6にアップ!」
《先史遺産マッド・ゴーレム・シャコウキ》
☆4→6
「僕はレベル6のソル・モノリスとマッド・ゴーレム・シャコウキをオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
「見せてあげる、これがトロンから受け継いだ新しい力だ!!」
「現れろ!!《No.6先史遺産アトランタル》!!」
《No.6 先史遺産アトランタル》
ランク6/光属性/機械族・エクシーズ/ATK2600/DEF3000
レベル6モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスターとの戦闘でしか破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。相手ライフを半分にする。
(※アニメ効果)
巨大な大陸を思わす巨人に変形したナンバーズ。
○「アトランタルの効果発動!この効果は、このカードがエクシーズ召喚に成功した時、墓地にいるナンバーズを装備する事ができる!!」
《No.6先史遺産アトランタル》
ATK2600→5000
○「アトランタル!ホープを攻撃!!」
「“ディヴァイン・パニッシュメント”!!!」
○「させるかよ!ホープの効果発動!!」
「“ムーンバリア”!!」
「まだだ!!アトランタルの力はこんもんじゃない!!」
○「アトランタルの効果発動!!オーバーレイユニットを一つ使い、相手のライフを半分にする」
「“オリハルコン・ゲート”!!!」
「うわああああああ!!!!」
遊馬LP400→200
「今度こそ止めを刺してやる。」
「させるかよ。オレは絶対に諦めねぇ!それが、オレとアストラルのかっとビングだぁ!!」
両者、意見を譲らずに次回に続く。なんかもう色々ドロドロしてきました。
アストラルはおまけにしかもう出てこないのか!?待て次回。
次回「激闘の果て!ホープレイVSアトランタル」
超かっとビングだ!!オレ!
という事は来週はチェンジ・エクシーズ・ゼアルかな?
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