01/10の日記
19:22
第38話 「希望をつなげ!ホープ剣マーズ・スラッシュ!!」(アニメ:遊戯王ZEXAL)
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すべてを繋ぐ印。
すべてを結ぶのは想い。
勝利を目指す心。
希望を勝ち取る信念。
その思いは絆となり、光の先へ。
徳之助の不正によってゴーシュ&ドロワと勝負する事になった遊馬。2対1の変則バトルロイヤルルールでどちらか一人でも倒せれば徳之助の不正は免除になるという。だが、負ければ遊馬も失格&追放を受ける条件に。さらにアストラルは皇の鍵の中でブラック・ミストと戦っているので不在の状況。エクストラ0枚の遊馬は果たして―――。
「《ガガガガードナー》!?」
遊馬LP1000
「手札を0にまでしてモンスターを守ったのも無駄だったな!」
「(手札が・・・ゼロ――――そうだ!)」
●「墓地にある《タスケナイト》のモンスター効果発動!」
《タスケナイト》
星4/光属性/戦士族/攻1700/守 100
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードがフィールド上から離れた時、このカードはゲームから除外される。
(※アニメ効果)
『ドスコイ!!』
《ブレード・バウンサー》
ATK1800
▲
↓
▲
ATK1500
《ガガガガードナー》
「なんだと!?――っち、しぶとい野郎だ」
「よし。オレのターンだ、フィールドにはレベル4のモンスターが2体・・・。ここでホープを召喚すれば・・・!」
だが遊馬のエクストラは空っぽ。アストラルが遊馬のそばにいない時は、アストラルが所持しているナンバーズを遊馬が使う事ができないんですね。あれ?ムズムズリズムとかは?
「――――アストラル!」
そして、相手の怒涛の攻めに窮地にたっていた遊馬はここでようやくアストラルがいない事を思い出します。
「さぁ!貴様のターンだぜ。」
ハートランドの中心部とは別に、皇の鍵の中でも激しい戦いは続いてました。ステータスガン無視で攻撃力関係なくやりあうホープとブラック・ミスト。映画で「オーバー・ザ・レインボー」をガードしていたネオスを思い出しますね。「シューティング・ソニック」は耐え切れませんでしたが。
『遊馬!!?』
そして、アストラルは遊馬のピンチを絆で感じます。遊馬が戦っていると、遊馬がアストラルを必要としていると・・・。
『ホープ!遊馬のところへ行け!遊馬は君を必要としている!!』
【逃すものかぁぁぁ!!】
しかし、ブラック・ミストはやすやすと思い通りにはさせてくれません。
『ホープ!?』
「(くっ、あいつがいなくたって・・・。)オレのターン、ドロー!」
(くそ、このカードじゃあいつらの攻撃は防げねぇ・・・。)
●「オレは《タスケナイト》で《幻蝶の刺客 モルフォ》を攻撃!!」
「“ヘルプッシュ”!」
《タスケナイト》
ATK1700
○
↓
×
ATK1200
《幻蝶の刺客 モルフォ》
「くっ――――。」
ドロワLP4000→3500
「けっ。たったの500ポイント?そんなノリじゃ俺たちは倒せないぜ!」
「くっ――――。」
「どうしたぁ!?さっさとターンエンドしやがれぇ!俺がトドメを刺してやるぜ」
●「くっそ。オレはカードを1枚・・・・な――――!」
その時、ブラック・ミストからうまく逃れたホープのカードが皇の鍵を通して遊馬の元へ。
「これは希望皇ホープ・・・。なぜホープだけが・・・。アストラル!いるのか!?アストラル!!」
ホープがいるのにアストラルがいない。さすがにこの状況は普通ではないと遊馬も感じたのでしょう。
「まさかアストラル・・・。お前に何かあったのか・・・。」
「な・・・なんだったんだ?今の光は?」
「様子がおかしい。気をつけろ、ゴーシュ」
「アストラル・・・。もしかしたらお前もどこかで戦ってるのか・・・。だから・・・こいつだけでもオレに・・・。だとしたらお前の思い、無駄にはしないぜ!!!」
「かっとビングだぁ!!オレ!!」
●「オレはレベル4の《ガガガガードナー》と《タスケナイト》をオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
「現れろ!《No.39 希望皇ホープ》!!」
《No.39 希望皇ホープ》
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/ATK2500/DEF2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(※アニメ効果)
「ば・・・馬鹿な!?ナンバーズだと!?あの小僧がナンバーズを・・・」
「ナンバーズ39・・・。」
●「ホープ。耐えてくれよ・・。オレはカードを1枚伏せてターンエンド!」
「こいつは面白くなってきやがったぜ!!!」
さすがにゴーシュたちは予想していなかった事態だが、これはまさに棚からボタ餅。わざわざ失格になる参加者を庇ってデュエルを挑んできた無謀者な決闘者がまさかナンバーズを持っているとは。といったところか。
「落ち着けゴーシュ。私のターン、ドロー!」
○「私は《月光蝶(ムーンリット・パピヨン)》を召喚!」
《月光蝶》
星4/光属性/昆虫族/ATK1400/DEF1000
テキスト不明
「待てドロワ、あいつは俺の獲物と言ったハズ」
「そうはいかない。ナンバーズを持っているとわかった以上、これはMr.ハートランドのためのデュエル。」
「ちっ、ノリの悪い奴だぜ」
○「私はレベル4《幻蝶の刺客 アゲハ》と《月光蝶》をオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
「現れろ!《フォトン・バタフライ・アサシン》!!!」
《フォトン・バタフライ・アサシン》
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/攻2100/守1800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力を600ポイントダウンする。
「“フォトン”!!?」
カンコーンの音と同時に遊馬のトラウマが蘇ります。
「このモンスターは、カイトが使っていたモンスターと同じ・・・。」
これで遊馬もあの二人がカイトの関係者だという事がわかる形になりましたね。
狙われたナンバーズ。頼みのアストラルもいない。そしてカイトと同じシリーズのモンスターを使ってきた相手。遊馬は勝てるか、それともリアルにジャッジキルされてしまうのか!?
第38話「希望をつなげ!ホープ剣マーズ・スラッシュ!!」
「カイトだと!?」
「お前・・・どうしてカイトを知っている?」
「どうしてって・・・デュエルしたからに決まってるだろ!?勝負はつかなかったけどな。」
「何!?じゃあカイトと引き分けたって事か!なんでこんな小僧がカイトと・・・。」
「もしや・・・Mr.ハートランドが言っていた・・・。アストラル世界からの使者とナンバーズのオリジナルがこの世界にやってきたと。」
「ドロワ!まさかあの小僧にオリジナルがついてるってのか!?」
「そうでないなら・・・なぜあんな奴がカイトと互角に戦える・・・?」
なかなか失礼な事言ってますね。まぁそのとおりですけどっ。
「そうか・・・オリジナルとわかった以上。小僧!そのナンバーズ、回収させて貰うぜ!!」
「始めるぞ!!ナンバーズ狩りを!!」
「くっ――――。」
○「《フォトン・バタフライ・アサシン》のモンスター効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを一つ使う事で、守備表示モンスターを攻撃表示にし、攻撃力を600ポイントダウンさせる!!」
《No.39 希望皇ホープ》
ATK2500→1900
「ホープが攻撃表示に!?」
「守りを固めたノリだろうが、俺たちには通用しねぇ。」
○「さらに速攻魔法《蛮勇鱗粉(バーサーク・スケールス)》を発動!」
《蛮勇鱗粉(バーサーク・スケールス)》
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、このターン相手プレイヤーに直接攻撃できない。このターンのエンドフェイズ時、 選択したモンスターの攻撃力は2000ポイントダウンする。
《フォトン・バタフライ・アサシン》
ATK2100→3100
「攻撃力3100!?」
「これで攻撃力の差は1200。ナンバーズは破壊されないが、ダメージは受けてもらう。」
「って事はこの攻撃が通ったら・・・。」
○「いけ!《フォトン・バタフライ・アサシン》、希望皇ホープを攻撃!!」
「“バタフライ・デスダンス”!!」
「遊馬!?」
●「希望皇ホープのモンスター効果発動!!オーバーレイユニットを一つ使う事でモンスター1体の攻撃を無効にする!!」
「“ムーンバリアー”!!」
「ふぅ・・・助かったぜ。」
○「・・・。私はこれでターンエンド。《蛮勇鱗粉》の効果を受けたモンスターはターン終了時に攻撃力が戻り、さらに1000ポイントダウンする。」
《フォトン・バタフライ・アサシン》
ATK3100→1100
「だがこれで希望皇ホープの効果はわかった。ゴーシュ、後は任せたぞ。」
「へっ。俺の本気のノリを見せてやる!!俺のターン、ドロー!」
○「俺はレベル4の《ブレード・バウンサー》をリリースし、レベル6の《ファントム・バウンサー》をアドバンス召喚!!」
《ファントム・バウンサー》
星6/地属性/?族/ATK2400/DEFXXXX
「レベル6のモンスターが2体!?」
○「俺はレベル6の《ハンマーラッシュ・バウンサー》と《ファントム・バウンサー》をオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
「現れろ!《フォトン・ストリーク・バウンサー》!!」
《フォトン・ストリーク・バウンサー》
ランク6/光属性/戦士族・エクシーズ/攻2700/守2000
レベル6モンスター×2
相手フィールド上でエクシーズモンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にし、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(※アニメ効果)
「攻撃力2700!?」
○「さぁ!これで終わりだ!《フォトン・ストリーク・バウンサー》で希望皇ホープを攻撃!!」
「喰らえ!!“ストリーク・ストライク”!!」
●「希望皇ホープのモンスター効果発動!!」
「“ムーンバリアー”!!」
「かかったな!」
「何!?」
○「《フォトン・ストリーク・バウンサー》のモンスター効果発動!オーバーレイユニットをひとつ使う事で、相手モンスターエクシーズの効果を無効にし、1000ポイントのダメージを与える!!」
ドロワがホープの効果を探り、それを把握したうえでゴーシュがホープをねじ伏せる。見えないけれど、そこには強力なタッグプレイが見えます。
「それじゃ―――ホープの効果を使わせるために!?」
「800ポイントのダメージを躱したつもりが、逆に1000ポイントのダメージだ!これで終わりだぜ!!」
『さぁ・・・捕まえたぞアストラル・・・。貴様もコレデ終わりだ・・・。』
「“ストリーク・ブレイク”!!」
●「罠発動!《ダメージ・ダイエット》!!」
《ダメージ・ダイエット》
通常罠
このターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。
(※アニメ効果)
「うわあああああああああああああ!!!!」
遊馬LP1000→500
「遊馬!?」
○「まだだ!!ホープの効果が無効になった事でバトルは続く!!やれ!《フォトン・ストリーク・バウンサー》!!これでナンバーズのオリジナルは貰ったぜ!!」
これを喰らえば遊馬の負けウラ!
●「罠発動!!《ハーフ・アンブレイク》!!」
《ハーフ・アンブレイク》
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体はこのターン戦闘では破壊されず、そのモンスターとの戦闘で発生するプレイヤーへのダメージを半分にする。
「ぐあああああああああああああ!!!!」
遊馬LP500→100
「遊馬ぁ!!?」
「ちっ、持ちこたえやがったか。」
「だがこれでホープはオーバーレイユニットを使い切り、伏せカードもなくなった。」
「くそ!」
「立つな。そのまま、サレンダーしてナンバーズを我々に差し出せ。そうすればもう苦しまずに済む。」
「ふ・・・ふざけんじゃねぇ!!!誰が・・お前らなんかに!!」
満身創痍で遊馬はなんとか立ち上がります。さすがに痛々しくて小鳥も目を閉じ、じっと祈るばかりです。
「そうだ・・・このデュエルに負けたら・・・。オレだけじゃねぇ、あいつだって消えちまう。そんなこと、させるかよ!!!」
○「ちっ。俺はカードを1枚伏せてターンエンド。」
●「オレのターン、ドロー!!」
●「オレは《カードカー・D》を召喚!!」
《カードカー・D》
星2/地属性/機械族/ATK 800/DEF 400
このカードは特殊召喚できない。このカードの召喚に成功したターン、このカードをリリースする事で、デッキからカードを2枚ドローする。この効果を発動する場合、自分はこのターン、モンスターを特殊召喚できない。
「来てくれ・・・逆転のカード!!」
うまい事調整された強欲な壺な車で2ドロー。しかし、まさかの逆転のカードが無い・・・。
やはり遊馬のスフィンクス(誤)では無理なのか・・・。
「いや・・・考えろ・・・考えるんだ・・・。何かチャンスが――――――。」
何かがおかしい。いつもとおかしい。それは、何か足りない。大事な何かが。
そばであの声が聞こえない。それどころかどこにいるかもわからない。
自分一人では何もできない。所詮、自分は落ちこぼれなのか。
そう思った途端。遊馬は足から力が抜けて膝を付きます。
「遊馬!!!」
「やれやれ。やっと諦めやがったか。」
『遊馬!!?』
【あっちは諦めたか・・・。お前も終わりにしてやる。】
『ぐああ!!く――――』
再びアストラルを侵食しようとするブラック・ミスト。あの遊馬が諦めたのか、それに心が動揺してしまい、アストラルも力が出ない。
「だめだ・・・もう・・・アストラル・・・オレは・・・。」
絶望が零れ落ちる瞬間。それをすくい上げる声が聞こえた。
「諦めちゃダメウラ!!それが遊馬のデュエルウラ!!」
「そうよ!どんなに失敗したって、どんなに笑われたって遊馬は決して諦めなかった・・・。最後まで諦めないで!!!“かっとビングよ”!!!」
「小鳥・・・徳之助。そうだよな、まだ勝負はついてないんだ・・・。諦めたらダメだ!何度だってかっとんでやる!!!」
「“かっとビングだ、オレぇ”!!!!」
友情、絆、そして光。それが遊戯王であり。それがデュエル。
友との約束、仲間の絆、光さす道、そして、諦めずに突き進むかっとビング――――。
『遊馬・・・感じるぞ。君の・・・かっとビングを。』
【ぐああああああああああああ!!!】
『これが私と遊馬、絆の力だ!!』
【絆!?ぐがあああああああああああああああ!!!!】
光はいつだって闇を打ち消す。それがたとえ真実だとしても、間違っていたとしても。自分の信じる道を疑わずに突き進む心。それが二人を繋ぐ勝利の方程式。
「アストラル!?」
『待たせたな。遊馬。』
「あの光はアストラルウラ!!」
「―――――そうか!あれがオリジナルの―――。」
「べ、別にお前のことなんか待っちゃいねぇんだよ!あんな奴らオレ一人でも十分なんだよ!だいたいお前はいつも肝心なときに――――。」
『勝利のピースは揃っている・・・。君の戦いは無駄ではなかった。遊馬、・・・勝つぞ!!!』
『いくぞ!!まずは』
「オレは」『「墓地にある《オーバーレイ・イーター》のモンスター効果発動!!」』
《オーバーレイ・イーター》
星2/光属性/爬虫類族/ATK 300/DEF 800
墓地のこのカードをゲームから除外する事で、相手フィールド上のエクシーズ素材1つを自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体の下に重ねてエクシーズ素材にする事ができる。
『「墓地にあるこのカードをゲームから除外する事で相手のモンスターエクシーズのオーバーレイユニットを吸収し、自分のモンスターエクシーズのオーバーレイユニットにする!!』
狙いは当然《フォトン・ストリーク・バウンサー》。
「これで《フォトン・ストリーク・バウンサー》の効果は封じたウラ!!」
「今更そんなノリしても遅ぇんだよ!!」
●『「希望皇ホープで《フォトン・バタフライ・アサシン》を攻撃!!」』
「たかが800ポイントのダメージなど!!」
●『「希望皇ホープのモンスター効果発動!!モンスター1体の攻撃を無効にする!!」』
もちろん自身の攻撃をこれれでSTOP
「自分の攻撃を無効にだと!?」
●『「手札から速攻魔法《ダブル・アップ・チャンス》を発動!!!」』
《ダブル・アップ・チャンス》
速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスター1体を選択して発動する。このバトルフェイズ中、選択したモンスターはもう1度だけ攻撃する事ができる。その場合、選択したモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。
『「モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスターはもう一度攻撃ができ、その時の攻撃力は倍になる!!」』
《No.39 希望皇ホープ》
ATK1900→3800
「ホープの攻撃力が倍になった!」
「でもまだ足りないウラ・・・。」
「え?」
●『「さらに手札から速攻魔法《バイテンション》を発動!!!」』
《バイテンション》
速攻魔法
自分フィールド上のモンスター1体のこのバトルフェイズ中の2回目の攻撃宣言時に発動できる。そのモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。
『「モンスターが2度目の攻撃を行う時、さらに攻撃力は倍になる!!!」』
《No.39 希望皇ホープ》
ATK3800→7600
「攻撃力7600!?」
「何ぃ!!!?」
『いくぞ、遊馬!』
「おう!」
「“ホープ剣マーズ・スラッシュ”!!!!!!!」
「は――――!」
火星色の赤き炎を宿した刃がドロワのモンスターを狙うが――――。
○「罠発動!!《バウンサー・ガード》!!!」
《バウンサー・ガード》
通常罠
相手フィールド上のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分フィールド上に存在する「バウンサー」と名のついたモンスター1体をそのモンスターの攻撃対象に変更する。
「相手モンスターの攻撃対象をバウンサーと名のつくモンスターに変更する!」
《No.39 希望皇ホープ》
ATK7600
○
↓
ATK2700
《フォトン・ストリーク・バウンサー》
それはドロワのダメージへの全てゴーシュが身代わりに受けるという行為。敗北という結果は変わらないが――――。
「ぐあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ゴーシュLP4000→0
「やったあ!遊馬が勝った!!!」
「あ、いてててて・・・・」
「なぜ私の身代わりに・・・?」
「へっ。なぜって?ノリだよ、ノリ。おい小僧。」
「え?」
「約束とおりイカサマの事は忘れてやる。だが覚えていろ、次は必ずお前を倒す。ナンバーズのオリジナルと一緒にな」
負けた敵ながらなんとも清々しい台詞。今までZEXALで出てきたデュエリストはみんな外道だったので、筋が通っているゴーシュはいろんな意味で素敵ですね。
「おもしれぇ!いつでも相手になってやらぁ!」
「気に入ったぜ、お前のそのノリ。」
そう言ってゴーシュとドロワは瞬間移動していきました。今更ですが、瞬間移動してるんですよね、彼ら。What?
さて。無事事なきを得た徳之助ですが、遊戯王では魔王様の時代から悪いことをしたら罰ゲームが必ずあるというルールがあります。飴のハートピースで騙された参加者の恨みは早々晴れるほど甘くありません(飴だけに)。小鳥ちゃんが目を覆うレベルの羞恥プレイを受けた徳之助は結局自分のハートピースを無くし、涙を流すハメになりました。
終わり。
「ドロワ・・・。今日の事はMr.ハートランドには報告しねぇからな。」
「何?」
「あのオリジナルは俺が倒す。カイトより先にな。」
「フッ。いいだろう・・・。」
何という距離感でしょう。思わず薄い本が出てしまいそうです。
というわけで次回、夢の対決!夫婦喧嘩は犬も食わない?遊馬のためにキャットビングで立ち上がるキャッシー。果たして遊馬を振り向かせることができるのか!?(そうじゃない)
次回、「宿命の対決!キャットちゃんVSドッグちゃん」
ドッグちゃんてのは、予告にうつってる土佐犬のことか・・・(汗
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