11/30の日記
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第33話 「地獄のタッグデュエル!悪魔のヒーローW(フォー)」(アニメ:遊戯王ZEXAL)
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W「まだ俺のファンサービスは終了してないぜ!」
遊馬「とっくに鉄男(といいんちょ)のライフは0よ!」
(小芝居)
悪魔が墓場で糸を巻く。
漆黒のカードを求めて人々を引き寄せる。
この手に掴んだ栄光をエサに。
新たな狩りが始まる――――。
まずは冒頭からのトロン一派。赤髪の控えめな男の子(ここは敢えて子をつけさせて貰う)が「Vスリー」、人相の悪さが端につく偽銀河美少年が「Wフォー」、そして、不満足さん並にロンゲを靡かせる一見紳士な「Xブイ」。Vが一番上でW、Vと兄弟らしい(本当に血が繋がっているかはわからんが)。
一番性格が悪いのはどうみてもW。ナンバーズをダーツにして出場者とそのモンスターエクシーズが書かれた紙を的にする。それをなだめるVとしつけるX。なるほど、バランスとしては良い感じですね。どことなくプラシド・ルチアーノ・ホセの構成と似ています。まぁ、あっちは2人暴走していましたがw
さて。そこにさらに一味のボスであるトロンが現れます。彼はDrフェイカーと何やら因縁があるようで、ハートランド・ゴーシュ・ドロワの一派とはまた違った角度からナンバーズを狙っているようです。きっとその因縁は仮面の下にでもあるんでしょう。どうやらトロンはDrフェイカーからは死んだ事になっているとか。
未だ敵の目標がはっきりしないまま、WDCも2日目を迎えます。Mr小杉のモーニングコールから2日目開催です。結局ラッキー・ストライプはどうなったんでしょうね?まゆみちゃんが元気になって返しに来てくれる話しをちょこっと挟んで欲しかったなー。
いつものように九十九家から小鳥と待ち合わせて街へ向かう遊馬の前を鉄男と等々力が走り去ります。追いついて事情を聞くと目をハートにしながらいいんちょは、極東チャンピオンのWからデュエルに誘われた!とリア充オーラを漂わせて感極まっています。それにしても遊馬が見せられたWの映像の営業スマイルの違和感は半端ないですね。ある種の殺意さえ覚えそうです。
シャークからこっそり聞いたWというデュエリストの罠。その男のためだけにシャークは大切な人まで傷つけられてしまったという事情を遊馬は思い出します。
勝つためには手段を選ばない〜的な事をぼそっと言って鉄男たちに注意を促しますが、鉄男は「Wほど紳士的なデュエリストはいない」との事。しかし、先週の次回予告以前にシャークと出会った時、そして冒頭の彼は紳士とはほど遠いですね。いまいち遊馬の忠告を聞き入れずにホイホイWに呼び出された空き地へ向かう鉄男たち。危なっかしいので遊馬と小鳥もついて行きます。
そして、白いマント、黄色と赤の髪をなびかせてWとその弟Vが現れます。Wはファンサービスがモットーという事で丁寧にサインしたり、遊馬も「いい奴じゃん」とWへの偏見を一時は忘れますが。
デュエルに関して彼から提案されたのは、「ハートピースオールイン(全賭け)」でのバトルロイヤルデュエル。アストラル界から来たアストラルがなぜか知っているルール説明に寄れば、自分以外を全員相手とした多人数型の変則デュエル。いつぞやのディアボロ《Aボム》「シネ×6」が脳裏に浮かびます。今回は鉄男といいんちょの目的はWとのデュエルなので、実質2対1のバトルになります。それでも、「きみ達でもチャンピオンであるボクを倒せるかもしれない」というよく分からない演説をされて、そのままデュエルスタートです。
紳士な彼はバトルロイヤルルールでも先攻を譲ってくれるとの事。遊戯王で先攻を譲る時は、何か考えがあるか、よほどの自信があるか、あるいは何か考えがあってよほどの自信があるかのどれかですからね。
ナンバーズ33「地獄のタッグデュエル!悪魔のヒーローW(フォー)」
先攻:鉄男
「オレのターン、ドロー!」
●「オレは《アイアイアン》を召喚!」
《アイアイアン》
☆4/地属性/機械族/ATK 1600/DEF 1800
1ターンに1度、このカードの攻撃力を400ポイントアップする事ができる。この効果を使用したターン、このカードは攻撃する事ができない。
●「ターンエンド!」
先攻だと云うのに効果すら使わずにターンエンド。どうやら緊張して忘れてしまったようですね。
「ぼくのターン、ドロー!」
●「《デバッカーX》を召喚します!」
《デバッカーX》
☆3/光属性/機械族/ATK 900/DEF 900
このカードが召喚に成功した時、自分フィールド上に「デバッカーY」が表側表示で存在する場合、自分のデッキから「デバッカーZ」1体を特殊召喚する事ができる。
光・機械という点以外は若干ステータスがひくいバグマンと一緒ですねー。
●「ターンエンドです。」
ユニークなモンスターを使うと一々相手を持ち上げるW。ドン底にたたき落とすフラグしか見えませんね。
「ボクのターン、ドロー」
○「ボクはモンスターを裏側守備表示でセット、カードを2枚セットしてフィールド魔法《エクシーズ・コロッセオ》を発動!」
《エクシーズ・コロッセオ》
フィールド魔法
フィールド上に存在する全てのモンスターエクシーズの攻撃力は200ポイントアップする。モンスターエクシーズ以外のモンスターは攻撃する事ができない。
なぜか墓標が並ぶ不気味なフィールドに回りは変わります。ちなみにシャークの回想では彼は【スキドレ墓守】を使っていたという過去がありますね。
○「ボクはこれでターンエンド。」
エクシーズ以外の攻撃を封じて時間稼ぎをする作戦と呼んだいいんちょ。まぁ、このフィールド魔法のせいでこの後の攻撃力の変動を書くのが一々面倒臭くてしんどいんですけど(爆)
鉄男:「オレのターン、ドロー!」
●「オレは手札から《ブリキンギョ》を召喚!」
《ブリキンギョ》
☆4/水属性/機械族/ATK 800/DEF 2000
このカードが召喚に成功した時、手札から「ブリキンギョ」1体を特殊召喚する事ができる。
さらに《ブリキンギョ》の効果によって手札からもう1体の《ブリキンギョ》を特殊召喚します。
「オレはレベル4の《アイアイアン》と2体の《ブリキンギョ》をオーバーレイ!!」
「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
「現れろ!《ブリキの大公》!」
《ブリキの大公》
ランク4/地属性/機械族・エクシーズ/ATK2200/DEF1200
レベル4モンスター×3
このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動できる。相手フィールド上に存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。この時、リバース効果モンスターの効果は発動できない。
《エクシーズ・コロッセオ》によって200アップ。
《ブリキの大公》
ATK2200→2400
●「いくぞ!《ブリキの大公》のモンスター効果発動!!」
その効果によってWのモンスターを表側攻撃表示に変更します。
《ギミック・パペット−ベビーフェイス》
☆1/光属性/機械族/ATK 0/DEF 0
戦闘によって破壊されたこのカードが自分の墓地に存在し、このカードを戦闘によって破壊したモンスターが相手の墓地に存在する場合、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、このカードを破壊した相手モンスター1体を相手の墓地から相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。
現れたのは墓守でもなんでもない、西洋のホラー等に出てくるドールをモデルにしたような感じのモンスターです。機械族っていうね。
「ぐああああ!!」
W:LP4000→1600
○「罠発動!《リペア・パペット》!!」
《リペア・パペット》
通常罠
自分フィールド上に存在する「パペット」と名のついたレベル4以下のモンスター1体が戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。そのモンスターと同名モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
まさかのパペットカテゴリ。その外見とは全く関係無いオカルトデッキっぽいですね。バクラのような死者に対するアレではないものの、不気味なレベルは一緒っぽいです。効果によってデッキから《ギミック・パペット−ベビーフェイス》を守備表示で特殊召喚します。
しかし、《ブリキの大公》は1ターンの回数制限はないらしく、再度その効果によって攻撃力0のベビーフェイスが攻撃表示にされます。
そこに「Wともあろう者が油断しましたね!」と意気揚々と向かういいんちょ。
いいんちょ:「ボクのターン、ドロー!」
ここで1600以上の攻撃力で殴れば確かにWのライフはゼロになりますね。
●「ボクは《デベッカーZ》を召喚します!」
《デバッカーZ》
☆3/光属性/機械族/ATK 700/DEF 1200
このカードが召喚に成功した時、自分フィールド上に「デバッカーX」が表側表示で存在する場合、自分のデッキから「デバッカーY」1体を特殊召喚する事ができる。
ここでデバッカーの呼び出し効果発動。効果によって《デバッカーY》を特殊召喚します。
《デバッカーY》
☆3/光属性/機械族/ATK 400/DEF 1500
このカードが召喚に成功した時、自分フィールド上に「デバッカーZ」が表側表示で存在する場合、自分のデッキから「デバッカーX」1体を特殊召喚する事ができる。
「ぼくは、レベル3の《デバッカーX・Y・Z》をオーバーレイ!!」
「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
「現れろ!《ワクチンゲール》!!」
《ワクチンゲール》
ランク3/光属性・エクシーズ/ATK1800/DEF1200
レベル3モンスター×3
このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動できる。魔法・罠・効果モンスターの効果によって攻撃力・守備力が変化しているモンスターを全て元々の攻撃力・守備力にする。
《エクシーズ・コロッセオ》の効果でアップ。
《ワクチンゲール》
ATK1800→2000
なぜかデバッカー及び《ワクチンゲール》はデフォルトされていて枠線が太い。ペーパーマリオ的な二次元空間にいそう。効果は《スーパーバグマン》乙な感じですね。バグにはワクチンという事ですか。右京先生・・・。
意気揚々といいんちょは《ワクチンゲール》でWにトドメをさしますが、やはりここでCMに挟まれてしまいます。残念です。
Wは、CM中に発動していた《ギミック・ボックス》により、《ワクチンゲール》からの戦闘ダメージを0にして《ギミック・ボックス》を特殊召喚します。
《ギミック・ボックス》
永続罠
プレイヤーへの戦闘ダメージが発生した時に発動する事ができる。そのダメージを無効にする。発動後、このカードはモンスターカード(機械族・闇・星8・攻?/守0)となり、自分のモンスターカードゾーンに特殊召喚する。このカードの攻撃力は無効にした戦闘ダメージの数値になる。このカードは罠カードとしても扱う。
そしてここから本当のファンサービスが始まります。
突如今までと様子が違うW。希望が絶望に変わる瞬間が見たかったと、どこかの青髭の旦那みたいな事を言い出します。つまり、外道ってやつです。
○「オレは《ギミック・パペット−スケアクロウ》を召喚!!」
《ギミック・パペット−スケアクロウ》
☆4/闇属性/機械族/ATK 800/DEF 2000
表側攻撃表示のこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、このカードは表側守備表示になる。このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手はこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択する事ができない。
○「そして魔法カード《レベル・クロス》を発動!!」
《レベル・クロス》
通常魔法
手札1枚を墓地へ送って発動する。自分フィールド上に存在するレベル4以下のモンスター1体のレベルは倍になる。
《ギミック・パペット−スケアクロウ》
☆4×2→☆8
ファンサービスという名の下に自分に憧れて集まってくるファンを逆に狩る。それがWというデュエリストでした。
「オレはレベル8の《ギミック・パペット−スケアクロウ》と《ギミック・ボックス》をオーバーレイ!!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
「現れろ、No.15!地獄からの使者、運命の糸を操る人形…。《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》!!!」
《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》
ランク8/闇属性/機械族・エクシーズ/ATK1500/DEF2500
レベル8モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動できる。相手フィールド上に存在する全てのモンスターエクシーズを破壊し、破壊したモンスターエクシーズの攻撃力の数値分のダメージを相手ライフに与える。
《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》
ATK1500→1700
一瞬空中に浮かんだ巨大な心臓に魂ごと持って帰れそうになりましたが、その心臓は姿形を変えて巨大な操り人形として鉄男たちの前に現れました。
なんつーか、すっげぇ不気味です。オカルトでもこういう中世期の西洋風な感じのはちょっと・・・。悪いとか酷いとか顔芸とか以前にWが悪趣味すぎです。
本当のファンサービスという彼の真骨頂によって、ジャイアントキラーから無数の糸が伸びます。
○「《ジャイアントキラー》のモンスター効果発動!!」
そして、《ブリキの大公》、《ワクチンゲール》をバラバラに砕いてそれを打ち出して破壊します。効果は《No.61 ヴォルカ・ザウルス》とそこまで変わらないのにとにかくARビジョンがトラウマものでしたね。小鳥ちゃんも目を背けます。
真のファンサービスという名のバーンダメージが鉄男といいんちょを襲います。
「「うわあああああああああああああ!!!!」」
鉄男LP4000→1600
等々力LP4000→2000
○「さらに、墓地の《ギミック・パペット−ベビーフェイス》の効果発動ぉ!!」
ベビーフェイスたちは、自身を破壊したモンスターを相手のフィールドに戻す効果を持っています。よって再度フィールドに戻った、《ブリキの大公》と《ワクチンゲール》を再び粉砕して《ジャイアントキラー》の効果によって鉄男といいんちょのライフは0になってしまいます。
「「うわあああああああああああああああああ!!!!!」」
鉄男LP1600→0
等々力LP2000→0
勝負はついた。しかし、Wのファンサービスはまだ終わってないらしく、倒れた2人にさらなる攻撃を仕掛けます。恐らくナンバーズ戦なので、仮想とはいえそのダメージも現実のものなのでしょう。
○「まだだぁ!《ジャイアントキラー》で攻撃!!」
「“ファイナル・ダンス”!!!」
「ぐああああああ!!」
「うああああああ!!」
フルバーンで結局したのは過去に6tとかもいましたが、2人まとめて倒し、しかもまだモンスターで攻撃するという「狂戦士の魂」みたいな展開に。前回の列車の上でデュエルがここと繋がっていたのか・・・。
こうして《エクシーズ・コロッセオ》には2人の墓標が新たに追加されます。鉄男は意識があるようなので、魂を狩られる。という事はないみたいですが、意識がもどらないいいんちょに遊馬がついにブチギレます。
そして、そこに現れた自称ファン第一号のシャーク。これ以上の非道は許さない。かつての借り、そして、遊馬への借りを全て返させて貰うために彼はやってきた。
恐怖の鮮度を堪能するWに対して遊馬とシャークはどう立ち向かうのか・・・。
次回、「決意の復讐 哀しき決闘者シャーク」
彼の腕に宿る32の文字。彼は復讐を遂げるために、また力に頼ってしまうのか・・・。
以下思ったこととか。
まずはWに関して。
彼らはナンバーズを狩っている。そこはカイトと同じだが、彼はDrフェイカーに利用されているという事実もあり、実質弟のハルトの病気を直すという位置づけにすぎない。
しかし、W達は別の目的を持ってナンバーズを集めている。それは、単にナンバーズが強力なモンスターエクシーズだからか、それともやはりアストラルの記憶のピースとしてのDrフェイカーと同じような理由なのかはわからない。ただ、仕切っているトロンはDrフェイカーと敵対している様子。
次にナンバーズハントについて。カイトのフォトンチェンジやオービタル7の時空停止機能は謎の異世界バリアンによるものだというのが、話しの流れでなんとなく判明。
しかし、Wは時空を止める力やオービタル7がやっていたナンバーズを探知する能力もなく、大会に出場しているモンスターエクシーズ所持者を片っ端からファンサービスしているに過ぎない。つまり、効率が悪いという事。
ここでカイトの方がナンバーズを狩る方法としては優れているのだが、そこでこのトロン一家のコードネーム(?)が気になる。
V、W、Xという名前。しかも数字が小さいと年齢的にも小さいという意味合いもある。そこでもしかしたらいたと思われるTとUはカイトとハルトのことではないだろうか。
Wたちとカイトの共通点はARビジョンで疑似映像を出すDゲイザーが、直接目元に作り出すアザによって再現している。ここの部分は共通なので、こうした力を宿す実験か何かでカイトとWたちはDrフェイカーに利用されていた。と考えることもできる(あくまで妄想だが)。
そうすると、Drフェイカーの目的であるアストラル界への不法投棄はハルト、つまりT、そしてアストラル界からの使者を狩るカイトがU、WたちはDrフェイカーの実験から溢れた準ナンバーズハンターだったのではないかね。
そう考えると、トロンがあの仮面を取って僕が「0ゼロ」だ!とか言い出しそうな気もしてきた・・・。
という感じで見れば全てが繋がるような気がせんでもない。まぁ、どうなるかはわからんが。
次回もファンサービスサービスぅ♪
へー
☆コメント☆
[インフェルニティ] 12-02 15:42 削除
Wはゼアルにしては珍しく真の外道な感じですねw
陸王海王以来ですw
しかしカットビングといい、大盤振る舞いといい、ファンサービスといい、ゼアルのキャラの口癖は汎用性が高く、日常生活でもポロッと言っちゃいそうですよね!
最後の考察、さすがです!!
思わず、「おお!」と納得してしまいました!!
次回のシャークさんの活躍に期待ですね!!
[管理人《増田》] 12-04 10:58 削除
>>インフェルニティさん
お久しぶりです!中々凶悪なキャラが出てきました。
個人的には遊馬じゃなくてシャークと決着してもらいたいですけどどうやら来週はVとシャークみたいですね。力を求めて再びナンバーズにも手を出したみたいですし色々と心配ですね。
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