11/18の日記
16:40
第135話 「絶望の魔人!機皇神マシニクルインフィニティ・キュービック」(アニメ:遊戯王5D's)
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『だが不動遊星もこの私もこのままでは終わらない!例えこの稲妻にこの身を焼かれようとも、中継は続けるぞぉ!』(プロ根性)
今回は管理人の突っ込みと妄想が激しいので洗脳されないように注意してください。あくまで妄想です。
〔我が名は、アポリア〕
いつの間にか後続から現れたプラシドとルチアーノのDホイール。ホセの獣輪態と変形して一つのDホイールにその姿を変える。首が全部で3つ。シグナーの証である龍と敵対するようにその姿を司っている。
そして、プラシドの時とは比べものにならないほどのチューブの数で己をつなぎ、再びDホイールと同化。それがこのDホイールの完全態。人間を捨てた究極のライディングデュエル。
「な・・・何!?」
「デュエリストとDホイールが全部合体しちゃうなんて・・・。」
ついに会場もこれが異常である事が伝わったようだ。そう。いくら遊戯王でもデュエリストは融合しない。あ、いや、する。か。少なくとも歴代の主人公たちは融合してたっけ。
「お前たち!いや、お前は一体何なんだ!?」
〔我が名はアポリア(2回目)。絶望の番人。〕
「アポリアだと?」
「我ら3人は元々1人、これこそが私の本来の姿だ。不動遊星、さすが私の見込んだデュエリストだ。お前は予定通り機皇帝を倒した。」
「何!?」
〔これでサーキットは完成へと近づいた。〕
Q.「何を言っている!?」
A.〔ふん、私のターン!!〕
恒例のQ&Aで始まった最終決戦。ドラゴンボール改でもセルが完全態になったのに便乗したアポリアさんの実力は。
不動遊星LP2800・SPC7
アポリアLP3900・SPC7
○〔永続罠《無限牢》の効果で手札を1枚捨て、墓地の《グランド・コア》を魔法・罠ゾーンにセット〕
《無限牢》
永続罠
自分の手札を1枚捨てる事で、自分の墓地に存在するモンスター1体を自分の魔法&罠カードゾーンに魔法カード扱いとしてセットする事ができる。このカードを墓地へ送る事で、このカードの効果で魔法&罠カードゾーンにセットしたモンスターを自分の手札に戻す事ができる。
○〔《無限牢》の第二の効果を発動!このカードを墓地へ送り、《無限牢》の効果でセットしたカードを手札に戻す事ができる。〕
〔3つの絶望よ、新たなる最強の力を降臨せよ!〕
○〔罠発動!《機皇創世》!!〕
《機皇創世》
通常罠
手札から「スカイ・コア」「ワイズ・コア」「グランド・コア」を1枚ずつ墓地に送り、自分の手札・デッキ・墓地から「機皇神マシニクル∞3」1体を特殊召喚する。
〔手札の《スカイ・コア》と《ワイズ・コア》、《グランド・コア》を墓地に送り、《機皇神マシニクル∞3》を特殊召喚!!〕
「機皇神・・・マシニクル・・・!?」
《機皇神マシニクル∞3(インフィニティ・キュービック)》
☆12/光属性/機械族/ATK4000/DEF4000
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。この時、このカードの攻撃力は装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。手札の「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」「C(キャリアー)」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターの効果を得る。エンドフェイズ時に、このカードに装備されたシンクロモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
「最強の力・・・」
「機皇神マシニクル・・・」
「これが奴らの最後の切り札・・・。」
巨大に光るそのフォルム。白く神々しい姿をしながらも、その存在感は全てを飲み込む。
召喚されたマシニクルは、プラシドの時と同様、その力を持って街中に雷を落とし始める。
〔ふっふっふっふっふ・・・。〕
その禍々しい力に赤き竜の痣が訴える。
既に会場は大パニック。もはや試合どころではない。
『うぉ!!どうした事だ!?天変地異か?この世の終わりか!?突如発生した稲妻が会場を襲い始めたぁ!!』
「これ以上ここにいたら危険です!避難します!」
『えぇ!?ちょ、ちょっとぉ!?』
さすがのMCもこれにはどうしようもない。
たった1体のモンスターだけで街中は大混乱。
「何なのよ〜?」
「これって・・・あの時と同じ・・・。」
「ま、まずいぞこりゃあ・・・。」
「イェーガー長官、デュエルを中止して下さい!」
「そ、それは無理なのです!ゴーストの時と同じ、デュエルを中断する事はできません!」
「な・・・それじゃあ・・・。」
「彼らがなんとかしてくれるのを祈るしかありません!必ず勝つのです!!チーム5D’s!不動遊星。」
ついに街への危機が迫る。待ち構えるのは最強の機皇帝、マシニクル。
未来を賭けた速度の先にアポリアを止める事ができるか。
疾れ
明日へ続く進化の道は
新たな伝説の“決闘”
第135話「絶望の魔人!機皇神マシニクルインフィニティ・キュービック」
「機皇神マシニクル・・・。」
「なんかすごそう・・・。」
「だがまだデュエルは遊星に分がある」
「あぁ、《シューティング・スター・ドラゴン》の力があれば、奴の攻撃は躱せる。」
〔絶望の魔人、機皇神マシニクルの力を見るがいい!〕
○〔1ターンに1度、シンクロモンスター1体を吸収し、その攻撃力分攻撃力をアップする!!〕
●「《シューティング・スター・ドラゴン》の効果発動!相手ターンに1度、除外する事ができる!」
○〔無駄だ、《機皇神マシニクル∞3》の効果により、手札の機皇帝のパーツを墓地に送る事でその効果を得る。《グランエルG3》を墓地に送り、そのモンスター効果を発動!〕
この効果は永続的なので、鬼柳さんの《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》と同じようなものですな。
○〔1ターンに1度、相手モンスターの効果を無効にする!!〕
「何!?」
「嘘!?」
「《シューティング・スター・ドラゴン》の効果が無効にされちゃった!?」
「《シューティング・スター・ドラゴン》!!!?」
《機皇神マシニクル∞3》
ATK4000→7300
『なんという事だぁー!!不動遊星の切り札、《シューティング・スター・ドラゴン》が、《機皇神マシニクル∞3》に吸収されてしまったぁ!』
『その上、中継スタッフが撤収してしまったぁ!』
MCさん(笑)
まさにこの世の終わり。人々は我先にと安全な場所を求めて逃げ惑う。
さすがに屋外は危険と察知してMCも会場の外から中継室内へ。
『だが不動遊星もこの私もこのままでは終わらない!例えこの稲妻にこの身を焼かれようとも、中継は続けるぞぉ!』
なんというプロ精神。磯野顔負けじゃないか。
「どうするんだよ遊星、これじゃあまるで勝ち目がない!」
「ていうか、打つ手がない・・・。」
「遊星・・・。」
「《機皇神マシニクル∞3》・・・・。」
〔ふっふっふ。これこそが絶望への扉、思い知るがいい不動遊星!私の味わった絶望を・・・。〕
「−?−」
〔私はその絶望に抗うために3つの身に別れこの時代にやってきた・・・。〕
「どういう事だ!」
〔教えてやろう。なぜ私がホセ、プラシド、ルチアーノに別れ、イリヤステルの三皇帝になったのかを!〕
今度はアポリアの額にある緑色の球体が光る。そこで遊星たちが飛ばされた場所は、ホセが見せたあの未来。
〜〜〜〜
〜〜〜〜〜
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「な、何?」
「またこの世界か。」
「あのドームは・・・。」
「誰かいるわ」
そこで見たのは滅びた世界を彷徨う老人の姿。
〔なぜ、なぜこんな事に・・・。〕
「ホセ、いやアポリアか。」
『だ、誰か―――――――――――――!!!』
――――人類を、歴史を見送った私は、唯一の生き残りとして、絶望の中で震えていた―――。
―――だが、生き残っていたのは私だけではなかった・・・―――。
そこには見覚えのある3人の男が立っていた。
『ワレワレはこのセカイのサイゴのイキノコリ。イキノコッタモノとして、そのシメイをマットウしよう。』
仮面の男は言った。その素顔を見ることができない。が、その声は既に何回も耳にしている。イリヤステルが創造主、ゾーンその人だ。そして仮面に描かれたあるライン。左目の下をくの字に曲がって描かれたそのラインは、どこかの男の顔にあるマーカーと酷似している。
―――我々の使命、それはモーメントの負の力で滅んでしまった未来への希望を取り戻す事―――
ゾーン自体は歩く様子から、体が既に人間のソレでは無いようだ。また、中央に立っているのは劇場版で歴史を修正しようとしたパラドックス。《Sinトゥルース・ドラゴン》との融合を果たして敗北した彼は結局世界を救えなかったようだ。しかも、けっこう老けてしまっている。せっかくの【Sin】使いも残念だ。
なんか王様と十代と遊星は余計な事しちゃったのかな。でも、アポリアはモーメントを、パラドックスはペガサスをそれぞれ滅ぼす事により世界を救おうとしていた。
世界を救うための犠牲として。
それを許せないのが、歴代主人公たち。もっとも、遊戯も十代も三千年前だったり、前世だったりと過去忙しかったのに対して、今回は既に決定している未来が相手。
その未来が滅んでいるのであれば、彼らのやろうとしている事はもっともだ。
また、パラドックスとアポリアが歴史の修正を図るのに対し、パラドックスの隣に立つこの男はどう見てもブルーノと同じグラサンをしている。
カップラーメン回の時でお茶目にかけていたアレは、未来永劫使っていたらしい。やっぱりブルーノも人間では無い説が有力になってきた。という事は、アポリアと同じ境遇にいながら、老人ブルーノは自分の分身を送り込んでアポリアを阻止しようとしていたとも考えられる。というかそういうふうにしか考えられない。
問題は【機皇帝】を使い出したのが、アポリアか、ゾーンか。という事になる。全ての鍵を握る彼にはまだまだ謎が多い。少なくとも、シェリーの父ドクター・ルブランを知っている以上、遊星たちの時代の人間と関わっているのは明白。というか、あの仮面のマーカーが全てを物語っている。・・・気がする。
話が逸れた。
―――私たち4人は最後の力を降り注ぎ、破滅した世界と人類を再生させる方法を模索した―――
―――しかし、それはあまりにも無謀な試みだった。―果てしない時間を費やし、その時間の中で最後の仲間たちも1人、また1人と力尽きていった。―――
まさか奈須川作画でパラドックスを見る日がくるとは。
一体この人たちは何世紀生きるつもりだったのか。それも体の衰弱と共に命の灯火を消してしまう。なんか、パラドックスさんには本当に申し訳無い気分です。映画見たくなってきた。
『アポリア・・・』
『ここに未来はない。ぐ―――』
『ワタシをヒトリにするのか』
『聞いてくれゾーン、私の心は3つの絶望によってできている。』
『3ツのゼツボウ・・・。』
『そうだ、私を愛してくれる者を失った“絶望”。愛すべき者がいなくなった“絶望”。愛さえ要らなくなった“絶望”。この力を利用しろ、ゾーン。私の心は、3つの絶望に分けて、君の僕として仕え。』
ルチアーノも、プラシドも、ホセも、全ては同じ魂。記憶を受け継いできた。これは転生して生まれ変わっていると解釈できるが、そうなるとグランエル戦争(勝手に命名)はよほど長期間続いていたんだろうか。
『アポリア・・・。』
『君は必ず、希望を、未来を取り戻せる・・・。』
『ヤクソクしよう。アポリア。』
『―――――。』
そして残ったゾーン。人類最後の1人として彼が行った事。
〜〜〜〜
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〔そして私は、ルチアーノ、ホセ、プラシドという3つの絶望として蘇り、イリヤステルを作り上げた。仲間との最後の約束を果たすために!未来の滅亡を防ぐために!〕
〔そのために、ネオ童実野シティを歴史から抹殺する!!〕
「ネオ童実野シティを歴史から抹殺する!!だと!?」(復唱)
〔そう、モーメントの根源を消滅させ未来を救う。それが我らの計画だ。チームニューワールドの勝利によってネオ童実野シティは滅びる。そして未来が変わるのだ!!〕
「ふざけるな!!」
〔我らは再び1つとなった。3つの絶望が1つになった今、その強大な力にお前が勝てるわけがない!!絶望より生まれた憎しみの力を思い知るがいい!!〕
そういいながらデモンストレーションに街をボロボロにしていくアポリア。まさか、未来を救うとか以前にゾーンとの約束を果たすためだったとはね。
「何!?」
ついにレース用サーキットコースに稲妻が直撃。コースは寸断され、このままでは―――。
「ぐああぁぁ!!!」
雄叫びを上げながらも遊星はコース下の一般道路に着地。しかし、そこは普通の一般車も走る道路なので、実際のダメージが発生するこのデュエルは非常に危険。いや、それ以前にアポリアのトリシューラみたいなDホイールがでかすぎて別な意味で危険。とっさに避けた林田夫妻を横目に、アポリアと遊星は爆走する。
『デュエルはコースを外れ、公道に入ってしまったぁ!市民の皆さんは十分に気をつけてくださーい!』
「早くなんとかしなさい!不動遊星!!」
「これじゃあ街が大変な事になっちゃうよぉ!」
もうなってます。
「!」
夜空から降り注ぐ雷の渦。その中心に浮かび上がる漆黒の城。
「アーククレイドルの出現を止めるには、デュエルに勝つしか無いんだ!」
〔ふん、《シューティング・スター・ドラゴン》を吸収した今、もはや貴様に希望は無い。あるのは漆黒の絶望のみ!〕
「(マズい、このままでは街の人たちが巻き込まれてしまう。どうすれば・・・。)」
しかし、間髪与えずアポリアが動く。
○「《機皇神マシニクル∞3》でダイレクトアタック!!」
「“ザ・キューブ・オブ・ディスペアー”!!!」
「ママー!」
正面にはパニックに巻き込まれた男の子。デュエル云々より、マシニクルの衝撃による被害の方が心配だ。
「まずい!」
●「罠発動!《くず鉄のかかし》!!」
《くず鉄のかかし》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にする。発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。
「相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」
《機皇神マシニクル∞3》
ATK7300
▲
↓
●
《くず鉄のかかし》
攻撃は悔い止まられた。しかし、次もうまく行くとは限らない。
「なんとか、人が少ない旧バッドエリアに誘い込むしかない。追いてこい!!」
『どうやら戦いの場は旧バッドエリアに移るようだぁ!』
サテライトとシティの架け橋、ハイウェイを走る。既に街並は遠く、下には海が広がるのみ。
「よし、ここまで来れば・・・。」
○〔無駄な事を、カードを1枚伏せる!〕
○〔そしてエンドフェイズ!《機皇神マシニクル∞3》の効果が発動!!〕
〔吸収したシンクロモンスター1体を墓地に送る事で、そのシンクロモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!!〕
「マズい!《シューティング・スター・ドラゴン》の元々の攻撃力は3300。」
「遊星のライフポイントは2800。」
「ていう事は、このダメージを受けたら遊星が・・・。」
●「罠発動!《荒野の大竜巻》!!」
通常罠
魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。破壊されたカードのコントローラーは、手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「魔法・罠カードゾーンに表側表示で存在するカードを1枚破壊する!」
●「《シューティング・スター・ドラゴン》を破壊・・・。」
「そ、そんな・・・。」
「《シューティング・スター・ドラゴン》を・・・。」
「自ら破壊しなきゃならないなんて・・・。」
「だが、これで《機皇神マシニクル∞3》のダメージ効果は無効になった。」
○「ふっ、ターンエンド。」
知らなかったとはいえ、さっさと《荒野の大竜巻》で《無限牢》を破壊していればこんな事には・・・。自分の切り札を自ら葬る。これはデュエリストなら誰だって苦しい。
「オレのターン!!」
不動遊星LP2800・SPC8
アポリアLP3900・SPC8
●「《スピード・ワールド2》の効果発動!スピードカウンターを7つ取り除く事でカードを1枚ドローする!」
●「《サルベージェント》を攻撃表示で召喚!!」
《サルベージェント》
☆2/地属性/魔法使い族/ATK 300/DEF 800
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをリリースする事で、自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したシンクロモンスターの効果は無効化され、フィールド上に存在する限りシンクロモンスターとして扱わない。
「このカードをリリースする事で、自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を効果を無効にし、守備表示で特殊召喚する!」
《シューティング・スター・ドラゴン》
☆10/風属性/ドラゴン族・シンクロ/ATK3300/DEF2500
シンクロチューナー+「スターダスト・ドラゴン」
このシンクロ召喚は相手ターンでも行う事ができる。1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを5枚確認し、その中のチューナーの数だけ、このカードは相手モンスターに攻撃する事ができる。自分フィールド上に存在するこのカード以外のカードを対象に「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・ 罠・効果モンスターの効果が発動した時、その発動を無効にし破壊する。相手ターンに1度、このカードをゲームから除外する事で、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。この効果を発動するために除外したこのカードは、この効果を適用したターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に戻る。(※アニメ効果)
「ただし、この効果で特殊召喚したモンスターは、シンクロモンスターとして扱わない
。」
こんな都合のいいカードがよくあったな。
●「カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
〔ふん、シンクロモンスターである事も、その効果をも捨てるか。〕
「これで吸収はされないけど・・・。」
「《シューティング・スター・ドラゴン》がただのモンスターになっちゃった・・・。」
「どうするつもり・・・遊星・・・。」
〔このデュエルの勝利により破滅が訪れる。その破滅こそが、新しい未来への扉となるのだ!〕
「破滅の先に、新しい未来なんてあるわけがない!」
〔もうすぐそれを証明してやろう!それがイリヤステルが作り上げてきた歴史なのだ!〕
「くっ―――」
〔私のターン!!〕
不動遊星LP2800・SPC2
アポリアLP3900・SPC9
○〔《スピード・ワールド2》の効果を発動!スピードカウンターを7つ取り除く事でデッキからカードを1枚ドローする!〕
○〔《機皇神マシニクル∞3》は手札の機皇帝のパーツを墓地に送る事で、そのモンスター効果を得る。《ワイゼルA5》の効果を得たマシニクルは、守備表示モンスターを攻撃した時、守備力を攻撃力が超えた分の2倍の貫通ダメージを与える!!〕
「だがオレには《くず鉄のかかし》がある!」
「無駄だ、《ワイゼルA5》は攻撃する時、相手が発動した罠カードを無効にして破壊する効果がある!」
「何!?」
「そんな!!それじゃあ《くず鉄のかかし》で攻撃を止める事ができない!」
「それだけじゃない。《シューティング・スター・ドラゴン》の守備力は2500。《機皇神マシニクル∞3》の攻撃力は4000。その差1500の、倍の3000の貫通ダメージが遊星を襲う!」
「遊星のライフは2800・・・。」
「起きちゃだめよジャック!!」
「この攻撃が通れば遊星が・・・!!」
「このままじゃネオ童実野シティが、オレたちの世界が消えちまう!!」
〔どうだ不動遊星、絶望の味はぁ!!!〕
なるほど、ルチアーノとプラシドの機皇帝強化パーツが無かったのは、全部アポリアのデッキに入っていたのか。それでよく回るな。実際には無理そうだ。
〔次の一撃で私は勝利し、サーキットが完成する。その時こそ、アーククレイドルが現れ、破滅と共に人類の新たな歴史が始まる―――絶望の無い新たな未来が―――〕
「ヒィィィ!!お願いします!!絶対に勝つのです!!不動遊星ェェ!!」
次回、「決死の攻防!機皇神 VS シンクロンスター」
まとめ&突っ込み
・プラシドの黒歴史はやっぱり愛する人を失っていた!リア充爆発しろ!(爆発したけど)
・ホセっていうのは元々アポリアであり、ホセという人間は実際は存在しない。
・機皇神は合体してない。実に残念。
・未来でアポリアが嘆いていた事と今アポリアが言っている事が食い違っている気がしてならない。恐らくゾーンが自分の都合のいいようにアポリアをいじった可能性がある。
・ゾーン正体はやっぱり・・・。
・ブルーノは将来禿げる。
・パラドックスはペガサス抹殺失敗後のハズ。だから遊星とは面識あったのかな?
・ゾーンとアーククレイドルが結びつかない。イレイドゥスとかいうのも。
・とりあえず龍亜たちは避難しないの?
・ブルーノはいつになったら本気出すのか。
・アポリアのDホイールが3体の龍を模しているのは、クロウ、ジャック、遊星に対抗しての事か。それとも別の意味があるのか。機皇帝使ってるのにDホイールが龍とかわけわからん。
・マシニクルOCG化するそうだけど、アニメのパーツで強化する効果はどうやったって無理じゃないか!
・とりあえず、効果モンスター無効、攻撃時貫通2倍、バトルフェイズ罠無効、これだけつくなら文句はない。
・アキは二度とDホイールに乗らないんだろうな。
・パラドックスがちゃんと未来人で安心した。唯一アニメ版の部外者だけどwwスタッフが意外に配慮してくれたのは嬉しい。
・今回も作画監督・原画共に奈須川氏1人。奈須川さんに向かって敬礼!
今週の名言
『なんという事だぁー!!不動遊星の切り札、《シューティング・スター・ドラゴン》が、《機皇神マシニクル∞3》に吸収されてしまったぁ!』
『その上、中継スタッフが撤収してしまったぁ!』
とりあえず対機皇帝には《くず鉄のかかし》って事ですよね。
ライディングデュエル・スタンバイ☆
☆コメント☆
[mm] 11-18 18:38 削除
アポリア(ホセ)・プラシド・ルチアーノは本当に元々同一人物で、プラシドがアポリアの青年期、ルチがアポリアの幼年期の姿だと思ったのですが、増田さんは転生説という考えなのですね
とりあえず、同一人物にせよ転生した魂にせよ、アポリアの絶望の記憶が濃すぎて我ながら弱すぎる涙腺がヤバイことになりました……遊戯王で泣きそうになったのなんて自分でもビックリでした(笑。
でも遊星の言う通り「破滅が未来を救う」って考え方もやや腑に落ちないんですよねぇ……………台詞拾ってると、最小限の被害で最大限の物を救う、という考え方とも思えないですし………
後、今週のMCはドラゴンボールリスペクトしすぎて思わず笑ってしまいました。
追伸
「私のフィールドが焼け野原になった」……実際の決闘でも思った以上に活用が効きますね、この台詞
[管理人《増田》] 11-18 20:31 削除
>>mmさん
アポリアは未来を救うという事場より破滅と絶望をイヤに強調しますね。そう言う台詞を連呼する事で悪役らしさを見せているのかもしれませんが、とにかく話が胡散臭いです。被害者ぶりながら、結局は機皇帝を使って街を破壊している様子は、ホセが見せた未来における戦争と全く同じ状況です。
イリヤステルに機皇帝の石版を与えたのはゾーンなので、やはり戦争の黒幕もゾーンという事になりますね。そうすればOPの最後の絵にも納得が行きます。
話をデュエルに戻せば、効果無効化の《シューティング・スター・ドラゴン》でどうやってマシニクルを倒すのかが見物ですね。来週は原さんの作画っぽいですし。
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