長編

□古泉一樹の過去
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 俺が寝ているときだった。
 突然、超能力としか思えない力が宿った。
 なぜと訊かれても困る。
 解ってしまうのだ。


 その日まで俺はごく普通の中学生だった。
 クラスにも仲がいい友達もいたし、成績だって中の下くらいだ。

 でも、こんな力のせいで……
“涼宮ハルヒ”
 こいつが、俺の人生を狂わせた。
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