交響曲‐Symphony‐

□Let sleeping dogs lie.
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ある森の中に仲の良い4人の小人が住む家がある

そこに、城から逃げ出したと思われる1人の王子が駆け込んできた。

「助けてくれ!!!!」

小人4人はその声にびっくりしてベッドから飛び起きる

だか…4人共寝ぼけていて、
王子にテーブルに置いてあったと思われる果物を投げ付ける
「ぎゃああああ」

投げ付けられた果物の1つである"オレンジ"が王子に命中したのか片目を押さえながら倒れる
小人の1人はニコッと微笑み…今度は王子を投げ飛ばした。

(ポイっ)

しかも、投げ飛ばした先には
二度寝をしようとしていた小人が何故か居た
二度寝をしようとしていた小人はとっさに逃げて投げ飛ばされた王子は壁に激突する

(ゴンっ)

「…あれ、何かな?
僕に恨みでもあるんですか?」
「万里くん…大丈夫?」

二度寝が出来なかった小人は
万里と言う名前の子らしい。

かなりキレていた。
万里を心配している子は草加

草加が王子を投げ飛ばした小人であるが誰も知らないフリ…

「あれって、この森の奥にある王国の王子様じゃないの?」

「絶対に違うよ(笑)」

草加はニコッと微笑んで
何もなかった事にしていた

「万里〜草加〜!!!」
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