拍手御礼過去文集

□12月
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ニ拍



拍手御礼文 会話のみ

『鬼灯様と第二補佐官』








「えーっと、いるみねー…?」

「イルミネーションですよ。沢山のネオンや電球で建物や木を飾る事です。とても綺麗ですよ」

「へぇ…電飾なら見た事ありますけど、そんなに綺麗なんですか?」

「いえ、要は電飾ですよ。ただ、以前より色数が多く使用できるようになりましたので、表現の幅が広がりましたし、イベントなどの大規模なものも増えましたね。現世で見ましたが…とても綺麗ですよ」

「………ふーん」

「…見たいんですね?」

「へっ!?そ、そんなこと無いですよ!?このいっそがしい年末に何言ってるんですか?仕事がこんなに溜まって…」

「私の仕事は…」

「はいはい!もう終わったんですよね!言わなくても解ってますよ!」

「いえ、私も一緒に残業しますよ?」

「え…?でも…」

「そうですね…クリスマスまでにこの積み上がった書類があらかた終わっていれば、一緒に現世に行けますね」

「え…えぇ!?そ、それって…」

「大丈夫です。私が貴女の仕事を手伝うくらい…朝飯前です」

「いや、ちょ…顔近づける意味が解らないんですけど…」

「楽しみですね…イルミネーション」

「…え、あ…はい。…じゃなくって!」

「そんなに心配しなくても…もうミニスカサンタのコスプレは用意してありますので!」

「…はい?今、ミニスカサンタって……」

「ハイ。最近は何でもネットで購入できるんで、忙しい私には便利な世の中になりましたね」

「…まさか、執務室に届いてたあの箱って鬼灯様が買ったコスプレ服…」

「えぇ、貴女のデート服ですよ」

「ほ、鬼灯様!!私もうコスプレはしないって言ったじゃないですか!!!」

「……」

「なんでそんなショックを受けた顔してんですか!?意味が解んないですよ!!」

「……ちっ、デートという単語にはスルーですか…」

「は?何をコソコソ言ってるんですか?もう何を言われたってコスプレはしませんよ!!」




***

拍手&読んでいただいてありがとうございます!

仮装話の続きになってしまいました。
正直個人的にはこの続きが気になる、拍手話となりました。
もういまじゃここしかちゃんと書けてませんが…すみません(泣)


2014.12.1 鴇

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