-08-


□daybreak
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この夜が終わり
世界が消えたら
白い光に包まれ
俺達は笑えるさ




何処かで今日も
誰かが逝なくなった
さよならが凍りつく
俺達はバラバラさ




へし折られた足で現実を歩んでいく
学んだことは生きることへ繋がった
完成したパズルの絵が気に入らない
[明日]というものがとてもつまらなく思えた




俺達が息をしてきた街
見慣れた景色が変わり
色褪せていく約束の日
記憶だけが光を放って


現状の色まで眩ませ塗り潰している






点滅する交差点
誰もいない紫色
必要としたモノ
その破片を拾う




雨が降り続いた
空に虹は無い
二度振り向いた
けど何も無い




幸せを忘れていくことで
俺達はそれぞれの答えを
生きる術として選択する
自分自身であり続けることの意味を無くし
擦り込まれた社会的認識という言葉の下に


自分自身の首を
処刑台に吊してる






この錆び付いた階段から見渡す世界は
あの頃とだいぶ変わってしまった
けど夜明けの色は変わっていない
俺は何も忘れてなんかいないんだ




歯車は軋み
未来を刻む


手の平に未だに握りしめてる
薄汚れた唯一の[誇り]だけが
明日へ生きる意味を持たせる




足りない言葉
飽き飽きだ
満ちない日常
ルールだろ


俺達が何故この世界に生まれ
そして現実を歩き出したのか
心だけは無くすな
もう一度思い出せ


オマエが何故そこに存在しているのかを

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