銀魂駄文

□雨の日にTシャツ一枚で歩いちゃダメ
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買い物を済ませた時は雨が先程より強くなっていた。
バケツの水をひっくり返したように。

「おいおい!なんでこんなに降ってんだぁぁ!!」

思わずコンビニの前で叫んでしまった。
待っていてもどんどん酷くなるなるいっぽうで、仕方なく傘をさして走って帰ることにした。 傘をさしていても服は水が滴るほどになっていた。
その途中で路地で雨宿りしている土方を見つけた。

タバコを吹かしながら空を眺めていた。

「大串くん傘ないの?」

「あん?あー万事屋か…つーかその呼び方やめろ」と銀時を睨んだら、銀時のTシャツから下着が透けていて、思わず視線をはずす。

「…て、てめぇ服透けてんぞ」

土方にそう言われ自分の服を見るとくっきりと下着が浮き出ていた。

「ふぇ?…わぁ!」

銀時は土方から身体を隠すように勢いよくその場に座り込んだとたん…

−バシャンッ!−

銀時は水溜まりに転んでしまった。

「おい大丈夫かよ」

視線を反らしながら手を差し延べた。

「ありがと…ってあー!」いきなり叫び立ち上がった。

びっくりした土方は開きっぱなしの瞳孔を一段と開く。

「いきなり叫ぶなよ!」

怒鳴ると銀時は聞く耳も持たずに袋の中身を見て落ち込んでいた。
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