銀魂駄文
□雨の日にTシャツ一枚で歩いちゃダメ
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−6月嫌になるほど雨が降る−
いつも着ている黒のスラックスと黒のズボンは雨のじめじめする部屋の中で干されていた。
着れる服は白いTシャツしかなく、しかたなくTシャツで過ごしていた。
当然下着が透けているわけで。
「くっそぉ雨のバカヤロー服も乾かねぇし髪ははねるし最悪」
とぶつぶつ言いながら冷蔵庫の扉を開けてみるといつも新八が買い置きしてくれているはずのイチゴ牛乳が入っていなかった。
「あれ?ない!」がさがさと探してみても見当たらなかった。
「あんのダメガネェー!!」
雨でじめじめとイチゴ牛乳がないイライラで銀時の怒りがマックスにきていた。
「ったく買いに行くか」
仕方なく自分で買いに行くことにした。
このイライラを静めるにはイチゴ牛乳が1番だから。
外は大雨で傘をさしていても服はビショビショに濡れていった。
「あーマジ最悪!」
さっさと買って帰ろうと足速にコンビニまで向かった。
買い物を済ませた時は雨が先程より強くなっていた。
バケツの水をひっくり返したように。
「おいおい!なんでこんなに降ってんだぁぁ!!」
思わずコンビニの前で叫んでしまった。