※割と重要なお知らせ※



要点を得ないまま長たらしくなりそうなので、先に結論を言っておきます。



小説の執筆を暫くの間休ませていただきたいと思います。



「MOON」も「-rabbit-」も拍手連載もリクエストいただいてる神威と高杉も何一つ完結しておらず、大変心苦しい気持ちで一杯ではありますが、今、私雉虎にとって必要なのは夢小説を書く事では無くて、自分自身と向き合う事なのです。


リクエストいただいている舞猫様、まどか様、リア友でもありリンクさせていただいている愛梨様、そしてtuna様には直接お詫びならびに事情を説明させていただきましたが、こっそり上がるブログ、サイトのカウンターに遊びに来てくださっている方が少なからずいるのだと思い、少し雉虎の現状を説明させていただきます。


ここからは、纏まりきらない雉虎の気持ちが乱雑に綴られると思いますので、理解に苦しむ表現もあるでしょうし、読んでいて楽しいものでは一切ありません。
閲覧は自己責任でお願い致します。

ご興味のある方はこのまま読み進めくださいませ。






ここ何ヶ月かのブログを見てくださっている方はお解りかとは思いますが、実家の問題でかなりごたついておりました。
その問題自体は解決まではいかずとも、自分の身の振り方が見える程度にまでは落ち着きましたので、さして今回の執筆の休止とは関係ございません。

問題は、その騒動の中で自分を見つめ直す機会、自問自答を繰り返す機会が多く、自分で自分に違和感を抱いてしまったからなのです。

雉虎、昔は自分の事が大嫌いで仕方がありませんでした。所謂コンプレックスの塊だったのです。

大人になり故郷を離れ自分を知らない人ばかりの中で生活していく中で沢山の人に出会い、沢山の事を経験していく内に自分を受け入れてくれる人や場所に出逢い、自分自身努力する事で自分が大好きになりました。

・・・と、思っていました。

しかし、実際はそうではなく、自分の事は大嫌いなままそれを隠し続ける巧妙な手段を培い続けていただけだったのです。

客観的に自分を見つめ続け、どうしたら受け入れられるのか?どうしたら愛されるのか?どうしたら嫌われないのか?まるで商品を作るかのように自分を作り上げていたのです。

まァ、だからどうなんだよ、上手く行ってんならそれでいいんじゃねぇの?って話なんですがね。

確かにそれはそうなんですよ。今までそれでやってこれたワケですし、結婚も出来たし子供もいるし。これからもそうやって生きていけば誰にも迷惑かからないでしょうからね。

だけど、気付いてしまったからには見て見ぬフリはもう出来ないんです。

周りを許す事で自分を許した気になって、掲げた理想を演じ続け、認めたくない部分は責め立てては葬り去って、それでも埋められない溝や抱えた違和感をストレスと勘違いして。

何がしたかったんだろうなんてこの年で気付くなんて恥ずかしい話ですが。


結局、誰かに愛されたくて仕方がなかった小さな頃の自分と何も変わっていなかったんです。

手口が巧妙になった分周りが気付かれないだけで。

そんな自分に気付いた時、私雉虎は自分を抱き締めてあげる事が出来ませんでした。

膝を抱えて小さくなって泣きながら愛を乞う小さな自分を見て、愛しさよりも絶望が先行してしまったのです。

真っ暗な闇に吸い込まれてしまったんです。

消えたい、とさえ思ってしまったのです。


幸運な事に今の雉虎には愛すべき旦那や息子、家族や掛け替えの無い親友がおりましたので馬鹿な事をせずには済みましたが、問題はそこからでして。

これからどーするのか、どうしたいのか。

正直、わかりません。

自分の本当の姿、本質さえも見えない状況ですし、そもそも見つけなければいけないのかもわからないですし。

ただ、これだけは言えます。


自分を愛してやりたい。

抱きしめてやりたい。


自分では無く周りを抱き締める事でしか自分の価値を見いだせなかった雉虎には自分を抱き締める腕は今は持ち合わせてなんていません。

だけど、他でも無い自分自身、愛してやれなくて何が愛と言えましょうか?

誰かのようになりたい、誰かになりたいと羨み真似事ばかりに甘んじるのでは無く、こんなどうしようも無い自分でもいいじゃねぇか、頑張ってるじゃねぇかって。

自分の中にだって誰にも負けない何かがあるハズだ。綺麗なものだって持ってるじゃねぇかって。

雉虎の周りに集まってくれた人は、作り上げたハリボテの雉虎にじゃ無くて、雉虎自身が気付いていない、雉虎にしか無い良さに集まってくれたんだと思いたいんです。



自分の中でかなりの結論は出ているワケですが、今は散らばってしまった自分の心をひとつひとつ丁寧に拾いながら、「コレはなんだ?」と見つめ直している状態なので精神的にはかなり不安定です。

阿呆みたいに異常なテンションで息子とBASARA3やりながら「Let's party!!見てな小十朗ッ!!」とかワケのわからない事を叫んだりしている日もあれば、ひたすらiPodを大音量で聞きながら暗い部屋で閉じこもっていたり、総てをぶち壊してしまいたい衝動に駆られたりと、今まで出来ていた感情のコントロールが難しい状態です。

こればかりは時の経過という力を借りるしかありません。


雉虎にとって夢小説を書くという事、即ち執筆活動とは、単なる萌えの昇華では無く、その時点の自分の全力を出す場所、小説という形を通して自分を表現する場所だと思っております。
ですから、物語のヒロインの性格には自分の理想が如実に出ていますし、愛すべき銀魂のキャラクター達には納得いくまで向き合い、どんな脇役であろうがみんな主人公です。
自画自賛するワケではありませんが、どの物語もその時の最高傑作であり、それこそ自分が全てのキャラになったような気持ちで泣いたり笑ったり、悔やんだり覚悟したりしながら書いてます。
物語というよりは彼らの生き様を書きたいとすら思っております。

構想を練ったり、キャラの性質を見極めたりする事は日常生活と同時進行でも可能ですが、執筆活動だけは別で、不器用な分、かなりの集中力と纏まった時間が必要になるんです。

ですから、今の雉虎には夢小説を書く事は出来ませんと言い切っても過言ではありません。

自分で納得のいくものを書きたい、自分にしか書けないものを書きたい、その気持ちは今でもありますのでサイトの閉鎖は現時点では考えておりません。

勿論、銀魂、銀さんへの愛は今も全く変わっておりませんし、変わる事は無いでしょう。彼は雉虎の中で萌えの対象だけでは無くなっておりますので。

未だサイトには予告のみのリクエストは、幸いにもリクエストくださった舞猫様、まどか様共に「どれだけでも待つ」と言ってくださり企画倒れになる事は無くなりました。見捨てる事無く見守ってくださるお二人の優しさと包容力には頭が上がりません。感謝の気持ちで一杯です。



時間をください。


自分をみつめるだけの。

そして自分を磨く為の。


折角、贔屓にしてくださっているであろう数少ない読者の皆様が、これを期に離れていくであろう可能性は覚悟しています。

それでも、今の雉虎には時間が必要なのです。


今の所、復帰は何時かとは申し上げられません。一週間後かもしれませんし、何年も先かもしれません。

それでも必ず此処に戻りたいと思う。

これが今の正直な想いです。




尚、ブログは文章を書くことを忘れない為に、更新頻度は下がると思いますが継続する予定です。

相も変わらず銀魂、銀さん、最近浮気気味のBASARAへの愛を叫んだり、有りの侭の心の内を晒していきたいと思います。

サイトの拍手もそのままにしておきますので、ご用のある方は拍手、メール、コメントなどお好きな方法で接触くださいませ。

遅れるとは思いますが必ずお返事させていただきたいと思います。

当然の事ながら、雉虎が好き勝手に運営している個人的なサイトですので、誹謗中傷は一切無視させていただきますし、受け付けません。



最後になりましたが、散々語っといてアレですが、元気には元気です。体調もかなり戻ってきてますのであしからず。




2010.09.27 雉虎


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