小夜曲

□集まれ、僕等の座談会!
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第一回、 彼等の座談会



「でっわぁぁ〜♪ 第一回。皆で楽しく語ろうぜ、座談会!! を始めまぁぁす! 司会はこの私、誕生日が未だに不明!! ザックスが行っちゃうぜ!」


「…今、自爆したろ、ザックス…」


「しっかたねぇじゃん。本当の事だもん。寂しいし、司会ぐらいさせてくれたっていいじゃんよ……クラちゃんの意地悪……」


「誰がクラちゃんだ…! だ・れ・が!! いいよっ、やれよ、司会ぐらい!!」


「ぶーっ。連れないなぁ、そんなに怒るなって。まぁ、ぶっちゃけ主要メンバーしか誕生日解ってねぇからなぁ」


「もうちょっと、色んな人の誕生日を発表してくれてもええと思いますのに、困ったもんですわ」


「まっ、そこら辺はゲームだからなぁ…。不都合では有るわな」


「まっ、良いんじゃないの〜? アタシ達は主役!! 脇役なんてほっとけ、ほっとけ!」


「そんな失礼な云い方はダメよ」


「いーの、いーの」


「あーらら。泣き虫なガキんちょは未だに生意気で。ちゃんと成長してんのか?」


「あぁ…、わざわざザックスの携帯に直メール。その後、ストーカーの如く現れては泣きだしたり金をせびったらしいな…」


「なっ?!」


「ユフィ…そんな事を…」


「私達の時よりひどいわ…」


「変わってねぇなぁ…」


「ちょっ、ちょっとぉ…勘違いしないでよね!! アタシは…」


「……その後、他人に成り済ましてメール……逆ギレメール……。挙げ句の果てには平仮名だけのメールを送り、心配してやって来た所でお宝を掠め取ろうとした…」


「ヴィンセント!! なにさ、自分こそ、アイツに棺桶開けられても気付かずに寝てたじゃんか!!


「………眠りたかった時期なんだ」


「確かにあの出方は納得出来ないわ…」


「無理矢理感、満載だもんね」


「…ルクレッツィア…。これも私の罪………」



「ザックス…」


「なんだぁ?」


「本来の座談会の内容は?」


「誕生花と花言葉」


「話題がズレてるぞ…戻せよ」


「いや、こっちはこっちで楽しいかなぁ、と」


「司会やめろ」




早くも司会不向き説浮上。
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