小夜曲
□集まれ、僕等の座談会!
1ページ/5ページ
第一回、 彼等の座談会
「でっわぁぁ〜♪ 第一回。皆で楽しく語ろうぜ、座談会!! を始めまぁぁす! 司会はこの私、誕生日が未だに不明!! ザックスが行っちゃうぜ!」
「…今、自爆したろ、ザックス…」
「しっかたねぇじゃん。本当の事だもん。寂しいし、司会ぐらいさせてくれたっていいじゃんよ……クラちゃんの意地悪……」
「誰がクラちゃんだ…! だ・れ・が!! いいよっ、やれよ、司会ぐらい!!」
「ぶーっ。連れないなぁ、そんなに怒るなって。まぁ、ぶっちゃけ主要メンバーしか誕生日解ってねぇからなぁ」
「もうちょっと、色んな人の誕生日を発表してくれてもええと思いますのに、困ったもんですわ」
「まっ、そこら辺はゲームだからなぁ…。不都合では有るわな」
「まっ、良いんじゃないの〜? アタシ達は主役!! 脇役なんてほっとけ、ほっとけ!」
「そんな失礼な云い方はダメよ」
「いーの、いーの」
「あーらら。泣き虫なガキんちょは未だに生意気で。ちゃんと成長してんのか?」
「あぁ…、わざわざザックスの携帯に直メール。その後、ストーカーの如く現れては泣きだしたり金をせびったらしいな…」
「なっ?!」
「ユフィ…そんな事を…」
「私達の時よりひどいわ…」
「変わってねぇなぁ…」
「ちょっ、ちょっとぉ…勘違いしないでよね!! アタシは…」
「……その後、他人に成り済ましてメール……逆ギレメール……。挙げ句の果てには平仮名だけのメールを送り、心配してやって来た所でお宝を掠め取ろうとした…」
「ヴィンセント!! なにさ、自分こそ、アイツに棺桶開けられても気付かずに寝てたじゃんか!!」
「………眠りたかった時期なんだ」
「確かにあの出方は納得出来ないわ…」
「無理矢理感、満載だもんね」
「…ルクレッツィア…。これも私の罪………」
「ザックス…」
「なんだぁ?」
「本来の座談会の内容は?」
「誕生花と花言葉」
「話題がズレてるぞ…戻せよ」
「いや、こっちはこっちで楽しいかなぁ、と」
「司会やめろ」
早くも司会不向き説浮上。