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□そういえば
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「「あっ」」
散々歩かされたせいで、重い足を根気で動かしながら家まで後数分…ってところで、意外な人物に遭遇した。
「久しぶりだねー」
「…そうだな」
相変わらず赤い髪を立たせて、相変わらず怖い顔をしている彼は…同じクラスのキッドくん。
実に会うのは、冬休みに入る前だから…1週間以上会って無かった事になる。
「何かの帰り?…あっ!デー「バイトだ」…ふーん」
てっきり、彼女とデートかと思ったんだけどな…キッドくん勉強はアレだけどスポーツ出来るし、綺麗な顔立ちしてるし……彼女いるのかな?
「お前は?」
「ふえっ!?」
「今日、何処か行ったかって聞いてんだよ」
「あはは…私は初売りの帰り。って言っても、ナミとロビンとボニーの付き添いって感じだったんだけどね」
「そうか」
あれ…キッドくんと2人きりでこんなに話したことあったっけ?
「…」
「…」
キッドくんの好きな物とかよく分からないから、話のネタが無い…。
「あっ!宿題終わった?」
「手ェ付けてねェ」
「ですよねー」
うわあぁ、話が終わった!ネタも尽きた!!
うぅぅ………………………………………………………あっ、そういえば!
「あ…あぁ……あけましておめでとうございます!」
「…おぉ」
『そういえば(、新年の挨拶を)』
END
A Happy NewYear !
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