キリリク小説

□東の神社の眠れない祭り
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…その後は、素っ裸になった藍に押し倒されたり、常識に囚われなくなった早苗に抱きつかれたりと周りから見れば美味しい展開なのだが、本人にとっては生きるか死ぬかというほどの大問題であり一気に椛、妖夢、レミリア、お燐に迫られた時は「あれで生きているのが不思議なくらい」と常闇は語った。

まぁ結局は永琳に止めてもらい事なきを得たがあのまま事態が進めばややこしい事になったであろう。

常闇「…ふぅ〜、やっぱこういう時間が一番楽しいな」

次の日の午後。常闇は神社の縁側でお茶を飲みながらまったりとした時間を楽しんでいた。

常闇(…っていうか、みんなして結構可愛かったんだな)

今さらではあるが異変解決中はそんな事に気を取られている暇はなかったので全員の顔をあんな真直で見る機会など無かったのだ。

少しばかり評価や目線を変えて見ようかと思った常闇であった。

萃香「お〜常闇、またお茶飲みかい?」

常闇「萃香か。どうしたんだ?」

萃香「うん。今日も宴会やるからそれを伝えにね♪」

常闇「…ゑ?」

萃香「場所は守矢神社で猪の刻ね!じゃあまた夜に会おう!」

常闇「………」

どうやらもう少し災難?は続くようである。
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