キリリク小説
□ルナサと一緒にトレーニング!(R)
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「さて、今日も演奏練習始めるぞ!」
高い高い雲の上。
そこには楽器を持ちながらいつものように練習を始めようとしているプリズムリバー三姉妹の姿が。
ルナサがそう言ってバイオリンを構えようとするとリリカが手を上げた。
「姉さん姉さん」
「ん?なんだリリカ」
「いや、たまには演奏だけじゃなくトレーニングもいいんじゃないかなぁって」
「トレーニン…グ?」
リリカの言葉にルナサは首を傾げた。
「そうそう!練習も大事だけど体を鍛えないと演奏ってのは大変だからね〜」
「確かにそうかもしれないけど…って、そもそも私達って幽霊だから鍛える様な身体も無い気が…」
「そこは突っ込んじゃいけない所よ姉さん」
自分の左腕に触れながらそう言うルナサに今まで雲の下を見ていたメルランが微笑みながら言う。
「メルランまで…はぁ、じゃあ今日は演奏じゃなくてトレーニングね」
仕方ないといった様子でそう言ったルナサは持っていたバイオリンを消した。
他の二人も宙に漂っていたトランペットとキーボードを消す。
「それで?言いだしたからにはちゃんとした方法があるんでしょうね?」
「もっちろん!えっとね……」
言いかけてリリカは懐から何かを取り出した。