キリリク小説

□ほのぼの幻想郷
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ガヤガヤ……

ギィ、パタンッ。

「はいみんな〜授業を始めるぞー!」

ハーイ!!!

【寺子屋の平凡で普通な1日】

幻想郷に存在する人間の里。

『人間の』里とは言ってもそこにいるのは妖精妖怪、人外の類など何も人間に限ったわけでは無い。
しかしここは争い事や異変には大概関係のない穏やかな時間の流れる場所である。

そんな平和な里の一角から子供たちの元気な声が響いてくる。

「せんせー!」

「ん、どうした?」

そんな寺子屋の中には、先生として子供たちに歴史や字の読み書きを教えている一人の女性―――上白沢慧音がいた。

「これは何て読むのー?」

「ああ、これはだな…」



◇◇◇

やがて昼になり授業も終わった。
ガヤガヤと楽しげに帰っていく子供たちを見送りつつ、明日は抜き打ちテストをするかなどと考え慧音も家へと帰っていく。

明日になればまたいつもと違う、けれどどこか似たような時間が流れるだろう。


そんな幻想郷



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