キリリク小説
□紅魔館の知られざる真実
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湖の畔にひっそりと佇みつつもその真紅の色遣いによって他を威圧するかのように存在する館、紅魔館。
そこに住まうは二人の吸血鬼と喘息持ちの魔女。時を操る人間の少女と門を守護する妖怪が居た。
◆1◆
レミリア「咲夜」
咲夜「なんでしょうか?」
れみりゃ「あそぼ〜♪」
咲夜「(ああお嬢様何と可愛らしい…ハッ、いけないわ私ったら)勿論ですよ。何をしましょうか?」
れみりゃ「え〜っとね、かくれんぼ!…ってどうしたのさくや?鼻から血が出てるよ?」
咲夜「(可愛すぎる…ああ、今すぐにでも…!)大丈夫ですよ。じゃあ私が鬼で」
れみりゃ「うん!捕まえられなかったら罰ゲームね!」
ニコッ♪(レミリアの笑顔)
プッチン。(咲夜の理性が切れた音)
咲夜「では私がお嬢様を捕まえたら『お嬢様に罰ゲーム』、ということでよろしいですね?」
れみりゃ「?いいよ〜♪」
れみりゃ逃げてえぇぇぇ〜!!!
咲夜「メイド秘技『殺人ドール』」
ガフンッ!…バタッ!
咲夜「じゃあイキマスヨ〜!…ハァハァ」
◆2◆
パチュリー「…ねぇ、こあ」
小悪魔「どうしましたか?」
パチュリー「…これ」
小悪魔「これは…今月分の東方同○誌!まさか…!」
パチュリー「…〆切が今日までなのよ」
小悪魔「!カンヅメはもういやあぁぁぁ〜!!!」
パチュリー「あなたも道連れよ!ウフフ…アハハ…さぁ、このベタ塗りを完成させなさい!」
◆3◆
美鈴「Zzz…zzz…もう交代の時間ですよ〜…むにゃ」
門番(バカな…『寝ていながら時間を正確に言い当てた』、だと…!?)
咲夜「いい加減起きなさい中国。今度こそハリネズミにしてあげるから」
ヒュンッ!
サクッ。
門番「…って何故に私に〜!?」
咲夜「手元が狂っちゃったわ。それにあなたも連帯責任よ」
美鈴「んにゅ…ふぅ…咲夜さぁん、私の餃子一個追加してくださぁ」
門番「やっぱり中国なのか…」
◆4◆
フラン「め〜り〜んっ♪」
美鈴「はわわっ!…危ないですよフラン様、いきなり抱きついてきちゃ」
フラン「め〜りんは私に抱きつかれるの嫌い…?」
チラッ(上目づかい)
美鈴「(うっ…その目線は流石に…!)いえいえ、そんな訳ないじゃないですか」
フラン「そうだよね〜っ!じゃあ…」
フラン「今日も弾幕ごっこしましょ?」
美鈴「やっぱりこ〜なるのねっ!」
チュド〜ン!(中国が吹き飛ばされる音)