06/30の日記

02:06
エスな人 C
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エスな人 C

さっき耳舐められても、何も言わなかったろ。

……え、それだけで、この有様?

とりあえず布団入れ。
……は…い。

布団に恐る恐る入ると。
!!

ギュゥギュゥに抱きしめられて、めちゃくちゃにキスされた。
う〜犯される〜!!

お前、俺のコト嫌な感じしてたろ?
……。
はい、って言っていいのかなぁ〜。

俺はSだから分かるんだよ。
お前、Mの匂いがプンプンする。

え、え?

Mのお前は、俺を欲してんだよ。
それをごまかす為に、俺に会わない様にシフトまで代えやがって。

ええ〜!

素直に俺のモノになれよ。
Mのお前は俺には逆らえないハズだ。

ヒェー!

……今思うと何で奴を追い出さなかったのか……可哀想な自分。

………。

……そうして……Mじゃないのに…M生活が勝手に始まった…。

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02:05
エスな人B
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エスな人

B

…考えが甘かった。

私が、今日はありがとうございましたと挨拶をして、降りて家に向かうと、奴もノコノコ付いてきた!

ぎゃ!

最終電車今出た。
と、時計を見る。
タクシーも行ってしまった…。
今日泊めてくれないか?

え〜。

……一人暮らし知ってたのね。

タクシー呼んで帰れ!

……と、言えずに家の中に…。

イヤだなぁ〜。

慌てて散らかった部屋を片付けて、お茶でも…。

コーヒーがいい。
と、コーヒーメーカーを指差し。

何様?

出来るまで、シャワー借りるぞ。

何様?

タオル!

何様?

…………。
奴の脱いだスーツをハンガーに掛けながら、何やってんだ、私!
と何度となく怒りが沸いてくる。

が、奴を前にすると、何か、何も言えない…。

シャワーから帰って来て、お前も入って来い、俺は寝る。
…はぁ。

コーヒーは?と思いつつ、シャワーに行き帰ってくると。

あれ、奴いない!

探すと、人のベッドに寝てる!
遅いな。
とか言う?

何突っ立ってる、お前のベッドだろ、さっさと寝ろ。
…何、布団半分開けて、待ってんの?

え〜。

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