勿忘草を君に
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GAME.08
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レギュラーはベンチに入り、碧依はベンチの後ろでフェンス越しにスタンバイする。
「とは言ったものの、やっぱり心配ね」
そう呟いた碧依の視線の先には、コートに入るリョーマと桃城の姿。
ほとんどの者が不安を抱える中、青学初戦、対玉林中ダブルス2の試合が始まった。
「ていうか、阿吽戦法って何?」
「何だそれ、乾知ってる?」
「いーや…」
謎の戦法を唱える二人に、誰もが首をかしげる。
が、それはすぐに解決された。
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