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□おかえりのおやくそく
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「はっ、あ…」
重ねた肌同士が吸い付く。握りしめているブルーのシーツはよれてしわくちゃになって、骸の下敷になっている。
「っん、」
「寒い?」
「い、ぁ…大丈夫です、」
雲雀の広い背中には、ある一部分だけいく筋もの赤い跡がついている。床には、濡れたままのバスタオルが放り出されている。
「ひっ、あ、それやだっ…!」
しなやかな足はギリギリまで開かれて、雲雀はそれにさらに体重をかけて腰を揺する。
もう何時間経つかわからない。繋がった後口からは何度か出された雲雀の白濁が卑猥な音ともに少しずつあふれ出ている。
「ほんと、バカ」
汗の滴る骸の前髪をかきあげてやると、雲雀はその額に口づけてまた腰をぐっと進めた。
「っああっ、ん!そ、こぉっ…!」
良いところを突かれた骸の後口がきゅっと締まり、じゅっと隙間から白濁がたれて出てくる。
「雨の日に、っ…。ずぶ濡れになるまで、外で待ってるなんて」
雲雀は指であふれた白濁をすくうと、骸の滑らかな双丘に塗りつける。小振りだが感度抜群のそれは、雲雀の手に合わせてぴくぴくと揺れる。
「っ…だって、っ、」
「だって?こんなに冷たくなって、さ」
「早く、会いたかったから…っあ!」
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