school

□2月・3月
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お構いなしに骸のいいところを突き続ける雲雀も、いつもより余裕がないのか、蕾が銜えていた骸の指を引きずりだすと、フローリングに両手を縫いつけ動きを激しくする。
「ふ、っあああああ!」
中でどんどん太く大きくなる雲雀自身に骸はたまらず体をしならせて、色の違う瞳からは涙がきらきらとこぼれていく。雲雀はそれを拭うように舐め上げると、艶やかな声を紡ぎだす唇に音を立てて吸いつく。
「っあ!も、やだっ…!でるっ…ぅはあああっ!!!!」
「っく、ちょっと…!あ、はあっ…!!」
激しい律動にも絡みつくように雲雀自身を離さない骸の体内に誘われ、耐えきれず欲望をそのまま骸の中に吐き出した。
「は、はぁ…これで、っは…満足、しました?恭弥」
肩を揺らしながら射精の余韻に浸る骸は濡れたままの瞳を雲雀に向ける。
今までの常時でとろけきったそれは、骸のやわらかな声とそれに自分の下の名を呼ばれると、今落ち着いたばかりの下肢が再び疼きだす。
「…まだ。これからでしょ。夜は長いよ…?」
欲情を隠さずに鮮やかにほほ笑むと、再び律動を開始したのは言うまでもない。




end.
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