school

□2月・3月
4ページ/5ページ

くすぐったいのと微妙なとこを舐められているのとで、雲雀の舌が這うのに合わせてぴくりと骸の体が跳ねる。同時に雲雀は自分もソファから降りて、骸をフローリングに押し倒し再び口づけをする。互いの快楽だけを追求して行われる口づけは欲望のままにむさぼり合う。いつもならシャツをから乱していくのに、雲雀の手は早急にボトムだけを両手で寛げていく。
「っあ…」
「僕の、脱がして」
「うっ…はい…」
何度もこの行為を繰り返してきたが、いまだに相手の股間を直視できない骸。雲雀ののベルトに手をかけるも視線は雲雀の鎖骨あたりに漂ったままだ。それに気づいた雲雀は先に露わになった骸のそれを握り込む。
「は、あああっ…!」
「今更恥ずかしがらないでよ…それに今夜は遅れたバレンタインでしょ?」
「ッふぁ…ん、ああっ…」
「バレンタインから1ヶ月も待ってたんだから。あ、ちょうど5週間だから5倍つくしてもらおうかな」
「そんなッ…っひぅ…!」
会話を続ける間も雲雀の手は骸の良いところに狙いを定めたまま着々と快楽を作りだしてくる。骸の口からは艶のある嬌声が次々と溢れてくる。
「ねえ、自分で慣らしてみなよ」
「ひゃッ、あ!できませ、んんっ…」
「なら、これ入れるけど」
雲雀の手に握らrていたのは先ほどまで二人で食べていたToppo。細いそれが4本握られており、既に骸の蕾につきつけられている。いくら細くて痛み奈少ないと言え、そんなものを突っ込まれてあの場所を突かれてはたまったものではない。
「や、やめて…やりますからっ!自分で!んんん…」
「そう、じゃ早くしてね。あんまりゆっくりやってると…」
こうなるよ、と先程骸が取りだした雲雀のものが大きく立ち上がり、その雁首の先だけを骸の蕾に食い込ませる。
「あっく、あああっ…!!」
「っは…」
まだ慣らしてもいないのに、骸のそこは雲雀のものを中へ誘うようにうごめく。雲雀はそこに骸の右手を導くと人差指と中指を入れさせる。
「やっ…まだ、ぁあっ!」
雲雀はレクチャーするように骸の手を動かしていくと、白い喉を反らせながら上の口から熱い吐息が押し出される。それに誘われるように、雲雀は骸の指淫を誘導しながら自分の体をぺったりtと骸にくっつけ、白磁の喉元に咬みつく。
「いった…!あ、かまないっ…で、ッあ!」
「痛いのは好きでしょ、骸。ほら、ここでわかるよね」
指淫を誘導していた自分の手を外すと、自分の指を深々と銜えこんでいる骸の蕾をゆっくりとなでまわす。雲雀の指に引っ掛かって捲れる蕾の赤い肉壁が見えると、それだけで雲雀のものは反応してまだ大きくなる。
「軟らかくて、きれいな色してる。誘ってるの?」
「ちがっ!はあうッ…!ちょ、指…っ!」
どくどくと脈打つ太い雲雀自身が骸の蕾にすぷり、と入りこんでくる。しかも、骸の指を銜えたままにして。
「んん、これもいいじゃない。骸も気持ちいいでしょ?」
「痛い、だけですっ…!ひゃっ!う、うごかな…いで…!!」
骸の指が入っていることで雲雀自身との間に隙間ができ、そこからあられもないぐちゅぐちゅといった音が雲雀が動くたびにあふれ出してくる。力が入らないため自分では指を抜くこともできず、ただ髪をふりみだして背筋を走る快感に耐える骸。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ