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‡何故か2人で食事をしている不円‡


「お前…もうちょっとまともに食べれないのかよ…」

「んぇ?なにが?」

「ついてんだよ!」

ほら!と、不動が荒々しくも円堂の口の周りをハンカチで拭う。
円堂ときたら、食べていたスパゲティのソースを幼子のように付けていたのだ。

全く…中学生にもなって恥ずかしい。

不動はごしごしとハンカチを押し付けながら、しかし目をぎゅっと閉じて大人しくしている円堂に不思議と笑みを浮かべていた。

だが、不動はまだ気付いていない。
今現在自分の行っている行為を、鬼道が殺意たっぷりに睨みつけていることを。

鬼「ベンチに帰れ」

‡fin‡
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