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「鬼道が教えてくれたんだけどさ、除夜の鐘って108個の人の煩悩を払うんだって」

「それぐらい知ってるっつーか…お前何が言いたいんだよ」

「南雲も煩悩を払ってもらったら少しは来年落ち着くかなぁっと」

「ほーぉ。ならその前に108回突いとくか」

「…………えっと、何を?」

「わかってんだろ?お前のアナ「ぎゃーっっ!!バカバカッ!!南雲のバカッッ!!」

「うっせーな。ほら、ケツ突き出してしっかり数えろよ。ま、108回じゃ足りねーだろうが」

「ぁっ…バカ南雲!ちょ、そんな急に入るわけっ…ひぁっ!!」

「入ったな」

「ゃっ…南雲のスケベ!!」

「何とでも。まぁ来年もそんな俺とヨロシクしようぜ」

「!!」

ああ、こんな時なのに南雲をカッコいいと思ってしまう俺のバカ!!

そんな12月31日の話。


‡fin‡
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