キリリク・プレゼント

□BlueSky様相互記念
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脱衣場に来てビックリだ…

タオルと服まで準備してるのがなんか気持ち悪い。

せめてあのエプロンだけでもさ…ホントあれはどこから持ってきたんだろ?

もしかして千種のお手製とか?


シャワーを出して、バスタブに座る。

まだ獄寺君かハルが待ってるなら、納得出来るけど…


「何やってんだ?」


うっすらと開いた扉を冷ややかな目で見てシャワーを止める。


「っ!?綱吉君!どうして服を着て…「当たり前だろ」ぼ、僕の苦労は!?」


勢いよく開いた扉から驚愕顔の骸が入って来た。


「お前の苦労なんて知らないし、俺が責められる覚えもない!」


言い切って骸の横をすり抜け風呂場を出る。


「骸が入るなら入れてやるけど?「では一緒に!」頭から…」


「ちょ、冗談ですよね!?」


「こんなつまらない冗談言わないよ」


にっこり笑って骸を見やる。


「可愛い…ってそうじゃないですよ!かもってなんですか!?そんなことをしては綱吉君は犯罪者になってしまいますよ!」


「大丈夫、大丈夫。日本に果物を沈めて罪になるような法律はないから」


「果物…」


ズーンと落ち込んだ骸を残して笑いながら風呂場を出た。





もっと普通に来ればこんなことにならないのにな。


『ピンポーン』


「は〜い」


ガチャとドアを開く。


「…ボス……」


「あれ?クローム。いらっしゃい」


目の前に立ったちょっと緊張してるみたいなクロームに小さく笑った。

たぶん骸を迎えに来たんだろう。

骸もこれくらい謙虚ならね。


「一緒におやつでも食べる?」


優しく笑って、クロームを招き入れた。
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