Ballad of Love
□第一話 赤い星が輝く空
3ページ/10ページ
椿「コウ、いつまで倒れてんの。いくよ」
歩き始める椿。
浩樹「待てよ!ツッキー」
それを見た浩樹は急いで椿に追い付こうとする。
椿「ツッキー言うなぁ!!」
椿は鞄を360゚回転で見事に浩樹の脇腹に命中させた。…つもりだったが、もう一つの鞄によって遮られていた。
雅「馬鹿やってねぇで行くぞ。ツッキー」
椿「う"〜」
すごく怨めしそうな顔で雅を見る。
浩樹「そうそう。仲良くいこうぜ」
椿「ったく。調子いいんだから」
すごく呆れた顔をして浩樹を見る。
そんなやり取りをしながら、彼らは学校への道を歩く。