不思議な不思議なもの

□リミッター
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「くっ苦しい。コバルト」
「あっすいません。」
あわてて放すコバルトの顔は真っ赤だった。ラジウムは少し微笑みながら言う。
「大丈夫だって。俺はそんな簡単に消えねぇーよ。」
その言葉にうなずくコバルトは恥ずかしそうに次の言葉を言った。
「あのー、ラジウムさん。」
「うん?何だ?」
「あの〜その〜・・・」
うじうじしてるコバルトにひとつ活を入れるラジウム。
「男ならはっきり言え!!!」
それで決心ついたコバルト。
「じゃあ。言いますよ。」
「おう!!」
「驚かないでくださいね?」
「驚かねぇーから言ってみろよ!!!」
「わかりました・・・・・ジッ実は好きなんです・・・・・・・」
「何が?」 
かなり頭の上にはてなマークの鈍いラジウムにコバルトが赤面しながら言う。
「だっだから、ラジウムさんのことが・・・・・」
そこでじっとラジウムの目を見つめる。
「好きなんです!!!!!!!!」

『はぁぁ??????????!!!!!!!!!!!!!』
さけんでしまったラジウム。
「俺、男だぞ。」 
「はい。わかってます。」
「お前も男だよな?」
「はい。正真正銘男です。」

『・・・・・・』
そこで動きが止まるラジウム。
そこにラジウムがまったく予想して
いなかった出来事が起こる・・・・

ガバッ
「コッコバルト?」
なんとコバルトがラジウムを押したのだった。
「もっもう我慢できないんです。
ラジウムさん・・・・・」
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