聖ルド

□Don't you love me?
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「赤澤君…ちょっと良い?」
テニスの練習中、赤澤は観た事もない同級生らしき女子生徒に呼ばれた。
一応、恋人の観月の様子を見ながら赤澤は彼女に着いていく。
それを見た観月は見て分かる様に不機嫌な顔をした。
「観月、何怒ってるだーね」
不機嫌な顔をしている観月に気付いた柳沢が彼に声をかけた。
「クスクス…観月、バレバレだよ…?赤澤のことだろ?」
とそれを発見した木更津までもが彼に寄ってくる。
当の観月は触れられたくない事に触れられて機嫌がもっと悪くなっていた。
「うるさいですよ!」
と半ばキレ気味に言うと、木更津はクスクス笑いながら、柳沢は「恐いだーね」と良いながら練習に戻っていった。
その後、赤澤が戻ってきても、観月の機嫌は直らなかった。

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