氷帝

□クローバー
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この話は俺がまだ岳人と付き合う前の話である
俺はこの頃、たまに氷帝学園と足を運んでいた
校門の前で岳人を待っているとそこに…
「どないしたんや、菊丸…敵状視察かいな…」
と忍足が近づいてきた
もう部活終了時間になっていて、もちろん俺の目の前に居る忍足は制服を着ていた
「ちっ違うよ!にゃんでそうなるんだよ!偶然…そう!偶然氷帝の前を通ったから誰か居んのかな?って見てただけだもん!」
と俺は適当に言い訳をした
「なんや、菊丸…もしかして…岳人のこと待っとるん?」
と忍足が良いところを付いてきた
「ちっ違うって!なんであんなおかっぱ!お前と違うんだから、そっそんにゃことないって!」
と俺は氷帝の校門から離れた
「じゃ、俺は帰るからな!跡部に言うなよ!」
と俺はすぐさま逃げ出した
だって、岳人が忍足の後ろから歩いてきたんだもん…
恥ずかしくてその場に居られる分けないじゃん!
だけど、岳人が見られてとても嬉しかった…

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