六角

□はじめての…[☆]
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そして、ショックから立ち直ろうと一人でベッドに転がっていた
「男同士はあんなこと…」
さっき、見た同人誌の1コマが頭から離れない
僕もサエさんにやられるのだろうか…
そう思ったとたん、身体が熱くなった
サエさん…僕とHしたいと思ってるのかな…
そう思うと、余計に身体が熱くなった
そして僕はいつの間にか自分自身に手をかけていた
「っ…ぁっ…サエさっ…」
『剣太郎、一人でやってるの?ヤらしいね』
幻覚のサエさんが僕をずっと椅子に座って眺めてる
恥ずかしいはずなのに僕の身体は熱さを増していく
「やっ…見ないでっ…」
『なんで?恥ずかしい?…だったら止めたら?』
「っぁ…無理ぃ…」
『じゃぁ、見てたって文句言わないでよ…剣太郎が目の前でやり始めたんだから…』
「っぁ…サェさっ…」
『そろそろ限界なんじゃない?』
「はぁっ…やぁっ!!」
僕はそのまま、体液を吐き出した
静かな部屋にまだ熱が冷めない僕の息づかいだけが聞こえる
「サエさん…」
消えかかった意識の中、ふわっとサエさんに撫でられたような気がした

The end
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