義…尚

□別れた
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「ヤッホー」
「あっジロウいらっしゃい」
俺はソファーに座り
寛いでいた

「ヒサシとなんかあった?」
と言いテルも隣に座った

「いやー最近駄目なんだーヒサシが」
「なんで?」
「見ててイライラするっていゆうか」
テルは立ち上がり台所に向かった
「なんか食う?」

「唐揚げ」
テルは手際よく料理始める「ジロウヒサシの事嫌いなの?」
「……うん。なにもされてないけど」
「別れたら?」
あっさり言われた

「テル…?それぢゃヒサシに」
「別れて俺と付き合わない?」

はぁ?
思わず立ち上がった
てるが俺と?
「つかタクロウと付き合ってなかったけ?」
「あー内緒で」
「無理だよテル!!」
「嘘……俺たち別れてるよ」
「え???!!!」
「タクロウに振られた」
「いや…ごめ………」

まぢかよ……
頭の中が混雑し始めた

「だめ?」
テルは料理を終え近づいてきた
「オレ―まだヒサシと別れてないし……」
「ジロウは俺の事嫌いなの?」
「好きだけど…けど」
テルはジロウに抱きついた
「オレはジロウが好き」
テルは顔を赤くしていた

「考えさせて」
少しぎこちないがテルの料理を食べた


そしてヒサシの存在をだんだん消していった
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