義…尚

□思い出
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ああ……

義……

一番最初に
テルと俺と義の写真が目に入った

「はいっ」
「サンキューっテル」
「あー義だっよく三人であそんたね」
「うん……懐かしいね」


テルはヒサシの隣に座り二人で写真を眺めていた

……










キーンコーンカーンコーン
「ヒサシ!早くしないと遅刻するってば!!」
「義…後5分ゆっくりしたぁい」
「新学期早々やめてよ!」「ぢゃ…義がキスしてくれた――」
チュっ
「行くよ」
「ちっ………義……卑怯……」
ヒサシは顔を真っ赤にしながら義と自転車で新しい学校に向かう

初の高校生活
義は………………………
あっ義は俺の彼氏
中学から趣味のバンド初めて仲良くなり付き合い始めた
義はファンにモテモテで
バンドの時だけ名前変えてた
ジロウって

義は頭よくてオレらが通う学校は特待で決まった
俺は義に毎日勉強漬けで必死に一般で合格
あん時は……やばかった
俺は馬鹿だからレベル低い所でもよかったのにぃ


まぁいいや


ここが新しい高校…
なんか……
金持ちぽい奴ら多くねぇ?いかにも真面目そうな…
黒染めしてよかった……

ああ俺の青春高校生活……
俺と義は同じクラスだったそこが感謝

俺達は名前が書いてある机に座った
義は俺の斜め前だ

「…おはよ」
「…!あっおはよ…初めまして…」
「俺小橋テルヒコよろしくな」
「俺外村ヒサシ」

ここで俺とテルと義の腐れ縁が生まれる

テルは俺の隣の席だった
先生がくるまで
ビックリするくらい話が弾む
テルはバンドでヴォーカルを担当している事

音楽に関して熱く語った


ガラガラ…
先生がきた……


これから3年間
どーなるんだろ……
期待に夢を膨らませていた
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