ネタ


◆勘違いも程々に 



私は今、とても緊張しています。


・・・・どうしよう。早く言わないと。このまま言わないと私、絶対に後悔しちゃうよ・・・・・・・・。


彼とは話したことがないけど、仕方ないじゃん。気になっちゃうんだもん!!


"もん!!"って、自分で言っといて、キモかったわ・・・・・・・・


と、そんなことはどうでもいいんだよ!!


早く言わないと・・・・・・・・


よし、頑張れ私!!



「あのー仁王君、ちょっといいかな?」


私は意をけっして、廊下にいる仁王君に話しかけた。
廊下には放課後だから沢山の人がいる。

・・・・うぅ、恥ずかしいよ


「なん?」


「いやー、ここで言うのは恥ずかしいからさ、ちょっと来てもらっても大丈夫?」


「なんだよ、仁王に告白か!?やるねー仁王」


「いや、そう言う訳では・・・ちょっと言いたいことが・・・・」


「そういう訳じゃろ。これから部活なんじゃ、後にしとくれ。」


「いや、今じゃないと困るんだけど。」

今じゃないと絶対に後悔しちゃうよ。


「だとよ、仁王。どうするんだ?」


「こっちの方が困るなり。なして、たかが告白の為に部活に遅れなきゃいけないんじゃ。」

「うわっ言うねーお前ww」


「なんじゃ、ブンちゃん本当のことじゃろ。」


「ブンちゃん言うな、気持ち悪い。まぁ、そうだけどよー」


私を無視して話し始める2人。
ちょ、私を無視してくれるなや。頑張って話しかけてるのに!!
それに


「とにかく、来て下さい。じゃないと後悔してしまうし、傷ついてしまうので。」


「なん?お前さんがか?じゃあ、ここでいえばいいじゃろ。」


「・・・・ここじゃないほうが・・・・」


人だっていっぱいいるし・・・・。


「別に俺はお前さんが後悔しようが傷つこうが構わん。じゃから言っちゃるよ。俺はお前さんみたいな不も可もない顔の奴は好きにはならん。残念じゃったな。ほら、終わったじゃろ?早くどっかいきんしゃい。」


「だとよ。でも仁王もひでーなww」


「こうでも言わんと諦めんじゃろ。」


はいー私、プチっと来ました。
なにこいつ、もーしらない。


「そうですか、わかりました。」


そう言って去って行く。
・・・・・・・・10mくらい離れた所で振り返る。
こうなったら堂々と言ってやる。


後悔しようが傷つこうが私の知ったこっちゃないさ!!


「3年B組仁王雅治ー!!」


めっちゃデカイ声でそう叫ぶ。
仁王君が驚いて私をみた。


私はめいいっぱい息を吸って叫ぶ。









「社会の窓が全開だぁー!!」


そう言って背中を向けて玄関までダッシュ!!


後ろから丸井君の笑い声が聞こえた。



・・・・だから言ったのにね。
後悔しちゃうよって、傷ついてしまうよって。
でも、向こうがここで言えって言ったから別にいいよね。





この日を境に私は仁王君を、「仁王君」改め「窓全開君」と呼ぶようになった。_________。




「げっ、窓全開君」


「お前さん、その呼び方いい加減やめんしゃい。」







.

2011/03/30(Wed) 23:06 

◆プリガムレッド+α 


ある日の部活終わりの部室での会話

「聞いて下さいよ。俺の友達がもうすぐ彼女と8ヶ月だ!!って喜んでたんですよね。」
「そこは一年じゃないのかよ、中途半端だな、おい」「でも8ヶ月ちゅーことは一年の時から付き合ってるんじゃろ?よく続くのう」「ですよね、しかも彼女と今年クラス離れてるんですよ。すごいですよね」「まじか、すごいな」「先輩たちは彼女いないんすか?」「はぁ?お前はどうなんだよ」「俺はいないっすよー」「俺もいねーよ」「....仁王先輩は?」「いないぜよ」「マジっすか!!いるかと思ってました」「いやいや、マジでいないぜ、こいつ。てか絶賛方おmふぐ!!」「ブンちゃん、それはトップシークレットぜよ」「別に言ったって・・・わーた、わかったよ。だからその拳しまえ」「プリ」「あ、あははは。2人ともいないんすね。他の先輩はどうなんすか?」「あー真田は絶対にいないだろ」「あの顔でいたらビックリじゃ」「ちょ、、、仁王先輩、それは思ってても言っちゃダメですよ!!真田先輩に失礼ーっす!!」「、、、。そう言ってるお前が1番失礼だって気づいてるか?赤也」「、、、へ?」「・・・てか、誰も彼女なんぞおらんじゃろ」「まぁ、あの人たちはいないってかつくらないって感じですもんね」「確かにな、っておいジャッカル、もう帰るのか?」「あぁ」「えぇーファミレス行きましょうよ!!」「今日はダメだ。また今度な」「なんじゃつれんのぉ、もしかして彼女とデートかのう?」「はぁ?俺に彼女がいないのに、ジャッカルにいるわけないろぃ!!」「そうだけど」「「「、、、は?」」」「いや、だから今日は彼女とデートだからだけど」・・・「、、、えーー!!ジャッカル先輩彼女いたんすか!?」「あぁ」「なんで言わないんだよぃ!」「別に。聞かれなかったし」「けっどうせまだ2ヶ月とかだろ!!」「いや、今日で二年だけど」「「「、、、は?」」」「え?二年?お前それまじで言ってんの?」「仁王、お前標準語になってんぞ、方言どこいった方言」「・・・プリッ、ビックリしすぎて飛んだなり」「本当だよ。嘘ついてどうするんだよ。俺急いでいるからもう行くな、じゃあな」「「あ、はい、さようなら」」」パタン・・・・「・・・ジャッカル先輩なんか大人でしたね」「おん」「あぁ、てか、ジャッカルに負けたとか思うの俺だけ?」「「いや、同感」」「彼女・・・欲しいっすね」「「同感」」


読みずらいww

2011/03/15(Tue) 23:31 

◆優しい心の持ち主は悲しみにくれ身を投げた・・・ 


俺、本当に本当にみんなのこと好きだったぜ。誰も俺のことを信じなくなったって、みんなが俺を殴ったって、みんなが俺に笑いかけなくなったって、俺はみんなのことが好きだった。
いつか前みたいに過ごせるんじゃないかって信じてた。
ブン太に厄介ごと押し付けられて、そして真田に殴られて、赤也に懐かれて仁王にからかわれて、柳と柳生と静かだけど穏やかな時を過ごして、幸村の無鉄砲な発言に困らされて、、、、、。
そうやって過ごせるんじゃないかって信じてた。そして前みたいにみんなで全国、、、。目指していけるって信じてた。前みたいにみんなと笑い合うことができるって信じてたんだ、、、。でも、それはもう叶うことがないんだってわかった。なぁ、どうして信じてくれないんだよ。俺とみんなとの絆はとても弱かったんだな。たしかに俺、みんなのこと好きだった。大好きだった。けど今はみんなのこと、、、お前らのこと、、、大嫌いだ。嫌いだ嫌いだ、大嫌いだ。
だからさ、、、。さようなら。さようならだみんな。俺はお前たちを許す気はない。ずっとずっと、死んだって、、、。
ごめんな親父、せっか仕事見つかったのに、、、。一人にしてごめん。
俺もう、生きている意味無くしちまったんだ。大好きだったテニスをするこの腕はもう微かにしか動かない。今では「テニス」という言葉だけでも身体が震えて仕方がないんだ。
ごめんな、ごめんな親父。俺もう疲れたんだ、生きることに。
こんな親不孝者の俺をどうか許して下さい。________さようならーーー。○月×日


先日、自身が所属している立海大附属中等部から飛び降り自殺をした少年の一番最後に書かれた日記。
ところどころに涙の跡があり、文字が滲んでいた。
その文字はとても綺麗とは呼べない字で、慣れない手で書かれたことが予想された。______。

2011/03/14(Mon) 18:10 

◆ヘタレ仁王 

・・・。あのー。この人誰ですか?


いや、うん、名前はわかるよ。
だって有名だもん。


何考えてるのかよくわからなくて、でもそんなミステリアスなとこも素敵!!

とか、

何もしていないのに年中無休でフェロモン出してます!!

とか、

来るもの拒まず去る者追わず、でいつも隣にいる女の子が違う!!

とか、なによりあのテニス部レギュラーだ。コート上のペテン師とか呼ばれててファンクラブまでできている

そう、仁王雅治だ


・・・・・・・・・うん、間違っていないはずだ。銀髪が似合う人なんてこの人以外いないと思うし、口元にだって黒子がある。

私が知っている仁王雅治であれば、つねにポーカーフェースであって、間違っても顔を真っ赤にして今にも泣きそうな顔をして私に話しかけてこないはずだ。


・・・・・・・・一つ言っちゃってもいいですか?


ーーーーあんた誰だよ・・・!!

2011/03/13(Sun) 17:24 

◆私は・・・ 

「なぜ、女がここにいるのだ?」

私は今、危険区域にいます。


(あー丁度いいところにいた。悪いがこれをテニス部に届けてくれ。)

………なんであの時あの場所を通ったんだ私……!!


テニス部がいる場所、それはテニスコート。そう、危険区域=テニスコートなのだ。

なぜかって?

……はっ、この立海のテニス部レギュラーはいけめそな人間の集まりなのだ。

そのテニス部を応援しようとたかるハエ……女どもがフェンスにたくさんいるのだ。


そんな中、テニスコートに入ろうとしてみろ、嫉妬の視線で殺されるか、次の日下駄箱が大変なことになるんだぞ!?


だから私はこの三年間、テニスコートには近づかないようにと決めていた。テニス部レギュラーにだって近づかないようにした。
あっ、無論彼氏は別である。
彼氏以外は興味ないし、名前と顔が一致しない人だっているし、誰かのファンとかではないし、ミーハーでもない。


………だから私の回りに集まり悪口を言うな!!レギュラー+マネージャー!!



「へ?………あの先生からの頼み事で……」


「そんなのは信じられん。先生は頼み事を女子には頼まん。」


どんなんだよ!!知らないよ、先生が頼んだのは事実だし、先生は私と彼が付き合ってるの知ってるし。


「本当です!!この書類を部長に渡せって……」


「嘘だろ、ぜってー幸村先輩目当てのミーハーだろ?おいブス、テメーなんかどんなに頑張っても先輩はテメーなんか見ねえよ」


……黙れワカメ


「そうじゃのう。どうせのその袋の中身はラブレターかなんかじゃろ?おーやだやだ」


書類だっつってんだろ白髪

「本当だぜぃ、迷惑してるのわかれよなー」



迷惑してるのはこっちだ豚が


「出ていってくれ、お前のようなミーハーが神聖なコートに入る資格はない」


ミーハーじゃねーよ、糸目


「ちが………ちが、います。本当に先生に頼まれたんです!!」


「嘘言わない方がいいよ。ねぇ、いいこと教えてあげる。テニス部に書類を渡すときはねマネージャーの私に頼むの、先生はあなたなんかに頼まないわ、残念だったね」


知らんがな、そんなこと!!文句なら先生に言えや!!


「でも、でも本当で…「バシッ」っ……」


必死に違うと言っているのに聞いてくれなくて仕舞いには真田にぶたれた。
その衝撃で私は尻餅をついてしまった。


「見苦しいわ!!たわけが、いい加減嘘はやめんか」


違うのに……ぶたれた頬が痛くて、信じてもらえないのが悲しくて涙がでてきた。


「うっわ、泣き出したし、泣いたらすむと思うなよブスが」


うるさい、うる…さい


……たすけて


「ねぇ、どうしたの?」


不意に聞き慣れた声に反応して顔をあげれば、そこには愛しい人がいた。


「………せい……いち…」






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という連載をやりたい/(^O^)\

2011/03/13(Sun) 17:08 

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