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□人づてで伝わる好意
『あー、あっつ!』
テニスコートには日陰なんてない
手をパタパタとしてもたいして風なんか起こらないし、涼しくもならない
でもやっているのは気休めになるからだろう
「せんぱーい、ドリンクお願いしまーす」
少し離れたとこから、かわいい後輩が、私を呼ぶ
『はいはーい』
私は部室に冷たいドリンクを取りに行く
「おい、ドリンクまだかよぃ?」
部室を出るとかわいくない同級生に声をかけられる
『はい』
私は持ってたいくつかあるボトルの1つを差し出した
「なんだよぃ、赤也とはえらい違いだな」
『仕方ないでしょ、ブン太がかわいくないから』
「おい、赤也のどこがかわいいんだよぃ」
『意外と素直なとこ』
なんて言ったら、ブン太は「ふっ」と鼻で笑った
『なによ?』
「ばーか、あいつはお前が好きだからだよ」
人づてで伝わる好意
「丸井先輩!今なんかよけいなこと言わなかったっすか?!」
赤也が走ってきた
「言ってねぇよぃ、真実以外」
「ちょ、丸井先輩ーっ!」
なんて2人が言い合いを始めたせいで、このあと、私とジャッカルが真田に怒られた←
end
グダグダすいません…。
続くと思います←
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