Ge†・Φffer

□天気予報は、(佐留瀬 風様より頂き物v)
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[天気予報は、]

日織+椿+暗石+那須vsアル+ティーロ



それはそれは、今まで見たことの無いような天気だった。
和の視界の半分は綺麗な青が覗く空。
もう片方はどす黒い雲が渦巻く空。
その下には、男衆6人が和の周りに揃っていた。
それも、粒揃いのイケメンが。

「和!君の顔がどうしても見たくて日本に来てしまったよ。」

「ママ!会いたかった!」

まるで離れて暮らしていた妻に会いに来たかの様な様子てキスを仕掛けてくるのはアル。
見た目の美形な顔を崩し笑顔で【ママ】と和に抱きついてくるのはティーロだ。
…ティーロが和を【ママ】言うのはアルの仕業であろう。

「ちょいと、アル。ここは日本ですぜ。挨拶ならキスじゃなく握手にしてくだせぇ」

と、暗い笑顔で其を阻止するのは影の護衛人、日織である。

「つーか、こいつらが前言ってた旅行先の…?
ってか和!こっち来い!危ねえから」

アル達の下から和を引っ張ったのは椿だ。


「あ!ママ!」

ティーロが悲しげに和を見つめると横にいた暗石は嫌そうな顔をする。

「…何がママだ。ママに甘えたきゃお家に帰んな。青二才。」

それにムッとしたアルは笑顔で暗石に言う。

「何をいうんだい?和はティーロのママになるんだから、ママと言っても不自然じゃないだろ?」

「違うよ?ママは女の人がなるんだよ?和くんがなれるわけ無いよ。」

ピントがずれてるのはやはり那須だったりする。

「…ねぇ、皆…何でそんなに喧嘩するの…」

会った途端に毒を吐き散らす男衆に和は汗を大量に掻く
そんな和に日織がニッコリと笑い

「いやですねぇ、和さん。親睦を深めてんでさぁ」

(…そんな風には見えない…)

そう思いながらも、何故に自分の取り合いを始める人達に疑問を持つが、どうやらこれを止められる人間はこの場にいない様だ。

「ね、ねぇ、何処かに移動しない?…周りの目が痛い…」

「あ、そうだね。じゃあ、取り敢えず君の家に行きたいな。」

「?別にいいけ…「駄目だ!」

そういいかけた矢先、暗石が止める。
アルの顔をみると…何処かで見たことのある顔(あの顔)を暗石に向ける。

「何故かなぁ?」

「下心みえみえなんだよ」

またしても空気が重くなる気がして和は焦る。

「とととと取り敢えず、皆で東京をアル達と観光しよ!」

この場から逃げ出す様に和はタクシー乗り場へと歩き出した。その後をティーロが喜んで付いていき、渋々他の男衆が後を追って喧嘩は終わった

この後、ティーロが和と手を繋ぐ事で更に一悶着あったそうな。



End
…取り敢えず和総モテ?みたいな…約束していたブツがこんなんですみません…ぴーすさん。

アルルート後みたいな感じで…ティーロが子供です。



>>
いや!なにをおっしゃいますか!!

この和総モテ感こそ私の萌えですっ!!!!(真顔)

アルが…アルが・・・・・・好きですww

姫〜〜!お忙しい中、こんなにステキなSSを贈ってくださって本当にありがとうございました〜!
拙者ホントに幸せモンでござる〜〜!!(感涙)


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