SSS

その時の気分で突発に更新。
主に雲綱のSSS。
◆《腕》 


「あぁー!!!!」
「…綱吉、うるさい」
「あ、ごめんなさい…じゃなくて!どうしたんですかその怪我!!」
「あぁ…掠ったみたいだね」

まるで何事もないかのように言う雲雀さんに、俺は血の気が言葉通り失くなりそうだった。雲雀さんの腕から血が流れていて、掠ったの一言で済む怪我には見えない。当の本人は流れる血を煩わそうに拭っているぐらいで怪我には無頓着だ。無頓着すぎるくらいに!!

「ちょ、手当!手当しますから保健室に!!」
「ちょっと綱吉。これくらい大丈夫だから…舐めとけば治るでしょ」
「何を…猫じゃないんで、すか…ら……」
「綱吉?」


ぺろり


「……つ、なよし?」
「…舐めれば治る、って言ったの雲雀さんじゃないですか!…お、俺が舐めてあげますっ!!」
「……保健室に行こう」



END

2010/05/13(Thu) 16:15

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