SSS

その時の気分で突発に更新。
主に雲綱のSSS。
◆《手》 



「…雲雀さん」
「どうかしたかい、綱吉」

少し前を歩く雲雀さんに、俺は我慢出来なくなり声をかける。そうすれば雲雀さんは後ろを振り向いて俺に向かって首を傾げてきた。

俺は改めて雲雀さんの顔を見て言うことに気恥ずかしくなり、俯いてしまう。きっと顔は真っ赤なんだろうなー、なんて思っていればいつの間に近づいていた雲雀さんに、顎を掬われ顔を無理矢理上に向けさせられた。


「ひ、ばりさん…」
「なんなの、急に?人を呼んだかと思えば俯いて…しかも……そんな可愛い顔して。

誘ってるの?」
「ちがっ!!」
「じゃあ、なんなの?」
「えっとその……




手を繋いでも…いいですか……?」


貴方の背中を見ていたら
触れたくて
離れたくなくて

抱き着くなんて出来ないから
せめて繋がせて
貴方を感じていたいんです!!


END

2010/05/13(Thu) 16:13

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