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登場人物便覧【し】 4件【司馬子如 (しばしじょ)】字は遵業。高歓の懐朔鎮時代の同僚で、盟友。六鎮の乱の折に爾朱栄の幕下となり、高歓が爾朱氏を滅ぼした後は、高歓の幕僚となる。漢人勢力と折り合いが悪く、文襄・文宣両帝に責められるが高歓との縁により免れる。【爾朱栄 (じしゅえい)】字は天寶。北秀容の人。霊太后が実権を握っていた頃、孝明帝と密謀していたが、帝を毒殺され、改めて元子攸（孝荘帝）と共謀し霊太后と幼主を殺す。が、彼や爾朱一族が横暴を尽くしたので、孝荘帝に殺されてしまう。【上黨王太妃韓氏 (じょうとうおうたいひかんし)】高歓の妾妃。高歓の幕将・韓軌の妹。高歓が貧しかった頃に彼女に求婚したが、韓氏の母が認めなかった。他の男と結婚したが、高歓が大丞相になった頃には未亡人となっていたので、高歓の寵を受け上黨王渙を生む。【神武明后・婁昭君 (じんぶめいこうろうしょうくん)】神武帝高歓の正妻で、高澄・高洋・高演・高湛などの母。蘭陵王の祖母。高歓を見初め私財を投入し結婚した。聡明で懐深いながらも厳しく倹約家。高歓の策謀に常に関与し、北斉建国後も皇太后として発言権を持った。 [戻る] ©フォレストページ