ぬらりひょんの孫


□ 時 分 ノ 花
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─昼休み



「聞いて、はるちゃん…」


『どうしたの?』


「実はな、教室で面白そうな話をしとった子がおったんや…。その子に詳しい事聞こうとしただけなのに変なクラブ活動に入らされてな…」


『変なクラブ活動?』


あれ以来、クラスさえ違うものの仲良くなったはるとゆら。

昼食もここ最近では毎日一緒に取っている。


「清十字怪奇探偵団ゆーの」


『怪奇…?─というかそれってクラブ活動なの?ってその前にもっと具体的に話してくれないとわからないわよ』


「あ、うん…そやね;─面白い話ってのが妖怪についてなんよ」


『妖怪好きなの?』


「いや、好きやないけど興味があるだけ」


『そう。それでその…探偵団に入らされたのね?』


「うん…」


『面白そうじゃない』


「ならはるちゃんも一緒に入る!?私は大歓迎やで!はるちゃんおったら絶対楽しいもん!!」


『そうね…考えておくわ』


「前向きにな!!」


『ふふっ。はいはい』



こうして二人は予鈴が鳴るまで楽しく食事を続けたのだった。



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