銀 魂 × 薄 桜 鬼

□ te te te、take off -06-
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 『つーわけだからザキ、今日の私の仕事、全部任せた』

 山崎「えェェェ!?オレも仕事あるんですけどォォ!?」

 『どうせミントンするだけしか能がないんだ。私がその能を増やしてあげようとしてるんだから感謝しなよ』

 山崎「余計なお世話だよ!!!」

 『ザキ』

 山崎「………なんですか」

 『これは人助けだよ。ホラ、あのイケメン集団に江戸を案内してあげなきゃ』

 山崎「それならオレが…」

 『何か言った?』

 山崎「なんでもありません」








 『で、沖田さんと斎藤さんは?』

 原田「総司は土方さんに呼び出し食らってたぜ」

 『斎藤さんは?』

 平助「一君は今日はいいって」

 『何それ。一遍に済まそうとしてた私の計画をどうしてくれるんですかそれ』

 平助「知らねーよそんなの。それよりさ!早く行こうぜ」

 原田「はる…仕事はいいのか?」

 『大丈夫です。私には最終兵器山崎があるので』

 原田「山崎?山崎烝か?」

 『いえ退です。「退」と書いてさがる』

 平助「しっかし変だよなーこの世界。新選組に似た組織あるし、オレたちと似た名前の奴もいるし」

 『そうですね。てかなんであなた方はこの世界に?』

 原田「こっちが聞きてェよ」

 平助「新八っつぁん元気にしてっかな」

 『新八って名前もいるんですか。こっちにもいますよ』

 平助「そうなのか!?」

 『会ってみます?どうせ彼ら暇でしょうし』

 原田「じゃあ会ってみるか」

 平助「そうだな。どんなヤツか楽しみだぜ!」

 『期待しない方がいいですよ。地味だし。メガネだし。どのくらいメガネかって言うと彼の9割がメガネなんで』

 平助「どんなヤツだよそれ」

 『会って見ればわかります。さぁ、副長に見つかる前に屯所を出ましょう』












 (あ〜あ。土方さんが呼び出すから置いていかれたじゃないですか)
 (何のことだ)
 (今日はるちゃんに江戸案内してもらう予定だったんですよ)


 (はる光月!!!どこ行きやがったァァァ!!!)


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