銀 魂 × 薄 桜 鬼

□朝稽古の斉藤さん
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『朝から稽古ですか?偉いですね』
「日々の鍛練は欠かせない。貴様はやらないのか?」
『やりませんよめんどくさい』
「ならばなぜ道場へ来た」
『忘れ物をとりに来ただけです』

忘れ物とは何を隠そう木刀である。しかもこれ、銀時からもらったものなので出しておくとやたらうるさい副長。

あ、土方さん二人いてややこしいからこっち(真選組)の土方さんは仕方なく、仕方なく副長と呼ぶことにした。

「一君早いね。あ、はるちゃん」
『おはようございます沖田さん』
「はるちゃんも朝稽古?」
『いいえ。この木刀とりに来ただけです』
「ふーん。していかないの?」
『いきませんよ。私これから用事があるので』
「こんな朝早くから用事?」
『はい。二度寝です』
「…ぷっ。そっか。添い寝してあげようか?」
『どうぞお気遣いなく』
「遠慮しなくていいよ?」
『沖田さんが遠慮してください。それじゃ』












(面白いねあの子)
(総司…?)
(僕の周りにはいないよね、あんな子。興味湧いちゃったよ)
(俺の周りにもいない)

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