銀 魂 × 薄 桜 鬼

□真選組と新選組
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新しく増えた新選組の平助くんを迎え、真選組の4人(局長・土方さん・総悟・私)と新選組の5人(土方さん・沖田さん・斎藤さん・原田さん・平助くん)で話し合いをしている最中なのだ。

「状況はわかった…。つまり気がついたら知らないこの江戸の町にいたんだな?」
「江戸っつってもオレたちの知ってる江戸じゃねーよな?左之さん」
「ああ。ここはずいぶんと文化が進んでるみてぇだしな」
『やっぱり時空を越えたんだよ。いいな羨ましい。私もできることなら美しい過去に戻りたい』
「安心しなせェ。アンタの辞書に美しいなんて言葉、存在しやせんから」
『安心しなせェ。アンタの辞書には負の言葉しか存在しやせんから』
「最高の誉め言葉でィ」
『死ね沖田』
「だとよ総司さん」
「ひどいねはるちゃん」
『そっちの沖田にふるなァァ!!!』

「ゴホン!ではここにいる新選組の方々の処分を言い渡す」
『そういうの、処分って言わなくない?』
「ってめ!局長に恥かかせてんじゃねーよ!ホラ見ろ!ちょっと顔赤くなってんだろ!?涙目になってんだろ!?」
『………ごめんなさい…』
「局長、気を取り直して続けて下せェ」
「…ゴホン!ではここにいる新選組の方々はうちの屯所で一時預かりとする!」
「すまねえな近藤さん。オレたちにできることがあったら言ってくれ。なりはこんなだが、みんな腕の立つ気のいい連中だ」
「ああ。ありがたくそうさせてもらう」
『局長ー。だったら何人か私のお手伝いをくださーい』
「うむ。どんなやつがいいんだ?」
『有能で無口で仕事押しつけても有無一つ言わず快く引き受けてくれて副長に告げ口しない人がいいです』
「それてめぇがサボりてぇだけだろーがァァァ!!!!」
「ずりーぜはる。だったらオレも何人かほしいですぜ」
「あまりこき使ってやるなよ」
『「努力します」』












(私と一緒に仕事してくれる人、手ェ挙げてー)
(……あれ、いないや)

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